PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

FUJIFILM GFX50S II × GF80mmF1.7 R WR
魔法のスパイス

FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz


FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

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FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

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FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

FUJIFILM GFX50S II, GF 80mmF1.7 R WR, Photo by Naz

思い出したくないほど大枚をはたいて多くの機材を手に入れてきました。精緻な動きに感動するカメラがあり、その描写に惚れ惚れするレンズもあれば、中にはうまく使いこなせなかった機材も。よい機材を使う理由があるとすれば、一番は写欲を高めるため。もちろん新たな機材は所有欲を満たしてくれますし、機材で言い訳もできなくなれば、これまで撮ることができなかったシーンを写すことだってできます。とはいえ、実際には生み出す写真の中で機材が占める要素なんて、私が撮る写真の中でみれば料理でいうスパイス程度のことでしかありません。でも、もしカレーのスパイスが足りなかったら…料理として物足りないのもまた確か。

普段35ミリ判のカメラで撮る写真は、まさにスナップショットといった感じで、カメラの機動性を活かしつつ目の前の光景を反射的に切り取るもの。それがGFX50S IIを手にしてみると、心境に変化が生まれます。フィルム時代のブローニーカメラで撮っていた時を思い出すかのように「丁寧に撮ろう」という気にさせられるのです。とはいっても、その変化は些細なもの。GFXがラージフォーマットだからといって、撮影のテンポが奪われてしまうようなことはありません。AFもAEもあり、レンズは明るく、高感度にも強く、連写ができて電子シャッターや手ブレ補正まで備えています。つまり、普段使っているカメラと扱いに違いはないということ。身構える必要はありません。でもその「丁寧に撮ろう」がよい方向へ作用します。どんなカメラでも丁寧に撮ればよりよい結果に繋がりやすくなるものですが、それがGFXだと期待を超えた結果を呼び込んできてくれるのです。「ここまで写るのか」と。これぞ魔法のスパイス。

GFX50S IIは幅広いダイナミックレンジにより、ラージフォーマットらしい厚みのある画をもたらしてくれます。カメラとともに手にしたGF80mmF1.7 R WRも、大口径レンズの美しいボケと浅い被写界深度、そして高い解像力を持ち、5140万画素という高精細なセンサーと協調し、写し取ったシーンを隅々まで緻密に、そして丹念に描き出してくれます。この組み合わせを使ってしまうと、料理が、いや写真が確実に変わってきますよ。

( Photography & Text : Naz )

( 2022.05.25 )

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