PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

SORI2 - 新宿光學總合研究所

第6話
カイハツのハナシ
そこには未開の荒野が広がっている?

量産準備

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晴れて商品企画を通過したら、いよいよ最後のステップ、量産準備に入ります。これは読んで字の如く、量産に入るための具体的な取り決めや準備を整える段階ですね。

カイハツ髙橋

実際にはここで初めて量産の準備をし始めるわけではないけどね。試作の段階から情報は逐一共有されているし、生産技術的にチャレンジングな要素がある(ありそうな)場合は尚のこと早めに相談を受け、こちらも対策を練っている。ま、ここで最後の指差し確認をするって感じだね。

オヤカタ関
3号

完璧な状態で待ち構えているのでござるな。

でも、想定外のことが起きやすいのは量産に入ってからだったりもするので、いくら準備万端でも油断はできない。だから、どんなトラブルが起きても冷静に対処する腹づもりをしておくことも、大事な量産準備と言えるかな。

オヤカタ関
3号

さすがオヤカタ、頼もしいでござるな。


以上、フィルターの開発過程を一通り説明しました。ご理解いただけました?

カイハツ髙橋
2号

フィルターって、構造も、見た目も、言ってしまえばどれも同じじゃないですか。

まあ、確かに(笑)

カイハツ髙橋
2号

しかもガラスと枠だけ!

まあ、確かに(笑)

カイハツ髙橋
2号

だから、開発も完全にパターン化されてて、チョチョイのチョイでやっているんだと思っていましたが、ぜんぜんそうじゃないんだな、って。

4号

君、言い方をもう少し・・

フィルターの開発なんて、ナニをやってるんだか想像つきませんよね。

カイハツ髙橋
3号

「なにか使えるものはないか」と展示会を渡り歩いてるなんて、目からウロコだったでござる。

フィルターにもいろいろありますが、つけるだけで世界が変わり、自分の撮りたい写真が撮れるようになるのがフィルターの面白さ。でも「撮りたい写真」なんて撮る人の数だけあるわけで、もっともっといろんなアイデアを実現していかないといけないですね。

カイハツ髙橋
4号

こんなにシンプルな商品なのに、こうやって話を聞くと、もはや可能性しか感じない。

1号

事実、プラズマ・スパッタリングを採用したC-PLフィルターのように、フィルターとしての正常進化を極限まで突き詰めたものもあれば、どこからの流れも汲んでいない、突如現れた新星のような「パンチ!」みたいなフィルターもある。

3号

進化したり、新しく生まれたり。発展のパターンが無限大。

2号

フィルターってカメラと同じぐらいの歴史があるのに、開発にはまだまだ未開の荒野が広がってるんですね。面白い!



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