PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

サンディスク
フラッシュメモリで構成されるSSDを生み出した。

SSDの歴史は、1991年に開発・出荷されたIBMのThinkPad penコンピュータに搭載された容量20MBのSSDから始まりました。そのSSDの実用化に成功したのが、その3年前に設立されたばかりのサンディスク。アメリカ合衆国に本拠地を置くサンディスクは、それまでの回転式記録媒体をフラッシュメモリに置き換え、世界中に普及させることを当初から目標にしていました。コンパクトフラッシュ(1994年)、SDカード(2001年)、メモリースティック Proなど、フラッシュメモリー業界において数々の特許を取得しています。


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エクストリーム プロ ポータブルSSD
IP55等級の防滴および防塵性のSSD

USB Type CとType Aコネクタを採用したバスパワー対応の外付けSSD。転送速度が最大1050MB/秒でドライブから直接編集も可能です。高い耐衝撃性を追求した耐久性に優れたシリコンゴムコーティングで、IP55等級の防滴および防塵性を発揮。また鍛造アルミ製のボディは頑丈さ優れた放熱性を持ちSSDコアを保護します。このように外に持ち出すためかなりハードな条件が設定されています。500GB、1TB、2TBの3種類が用意されています。

ポイント

転送速度を最大1050MB/秒に高速化し、USB 3.1 Gen 2インターフェースの転送スピードを最大限に活用

まとめると

サンディスク エクストリーム プロに採用されているUSB 3.1 Gen 2インターフェースの転送スピードは10Gbps。それは1秒間に約1250MBの容量を転送できるということです。その転送速度は実用化されているUSBの中では最速を誇ります(倍のスピードのUSB 3.2=USB 3.1 Gen 2x2が開発中です)。高速化されたサンディスク エクストリーム プロの転送速度は最大1050MB/秒と、USB 3.1 Gen 2インターフェースを最大限に活用することができます。転送速度の高速化はSSD内で大きな容量の画像をフルフレームで編集することを可能にします。つまり、コンピューターの容量を気にすることなく大きな容量を扱うことができるようになるということです。SSDがメモリーとして搭載されたパソコンは、コンパクトで起動も速いですが、大きなストレージを搭載したものはかなり高額になってしまいます。高速な転送速度のサンディスク エクストリーム プロを使うことで、パソコンのストレージの容量を自由に拡大していく、そんなことが可能になってきました。

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エクストリーム プロ CFexpress Type-Bカード
読取り速度は最大1700MB/秒の新しいCFカード

CFexpressは新しい規格のCFカード、XQDとCFastを統合した記録メディア。大きさは 3種類あり、XQDと同じ大きさが「Type B」、さらに小さいサイズを「Type A」、名刺ほどの大きさのものが「Type C」となっている。最大の特徴はその速度。読取り速度は最大1700MB/秒、そして書込み速度は最大1400MB/秒を誇り高速録画時の待ち時間を短縮し、既存のサンディスクカードをはるかに超えるワークフロー効率を実現しました。

ポイント

読取り速度、書込み速度の高速化で、大幅に待ち時間を短縮

まとめると

記録媒体は早いほうがいいに決まっていますね。デジタルカメラの画素数が上がってくると、調子に乗ってたくさん撮りすぎたときの転送スピードは撮影をスムーズに続けられるかどうかの重要なポイントになります。普段転送スピード60MBなんていう軟弱な(買った当時は早かったのですが)CFカードを使ってる筆者が使うと爆速で驚くんでしょうね。計算上は60MBの撮影データーをイーチ、ニーと1秒に一枚ずつ送っていたのが、イーチと数えたら20枚送れてしまうわけですから。

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SanDisk 8TB SSD Prototype
本年1月に米国CESで紹介された20Gbpsの超高速転送対応 8TB のポータブルSSDのプロトタイプ

まだプロトタイプで発売は未定ですが、同社のポータブルSSDとほぼ同じ大きさで8TBは驚異的です。バスパワー対応なので、外部電源を必要とせずにラップトップに接続することができ外での使用も想定されています。最大20Gbpsの超高速転送に対応。この20ギガバイトをバイトに直すと21,474,836,480バイト。つまり60MBの写真であれば1秒間に約350枚をダウンロードできるということです。静止画をメインで扱っていると、天文学的な数字に感じます。

ポイント

20Gbpsの超高速転送対応、8TBのポータブルSSDのプロトタイプ

まとめると

現在発売中の同社のSSDとほぼ同じ大きさで容量が4倍、転送速度はSuperSpeed USB 20Gbpsプロトコル採用しているためかなり早くなっています。まだプロトタイプで詳細は不明ですが、このスペックのコンパクトなドライブを自由に屋外に持ち出せることは、プロの映像クリエイターにとって新たな撮影スタイルへの挑戦が可能になるということではないでしょうか。商品として具体化されることが待ち遠しいですね。

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