Roland
音のプロフェッショナル

楽器、音響、映像関連製品を製造開発するローランド。その名を知らない人はいませんよね。カメラがデジタルになり映像を記録できるようになって、音質にも気を配るケースが増えてきました。カメラ内蔵のマイクだと、どうしても音域や録音レベルなどにも限界があり、AF作動音を拾ってしまうこともあります。そんな時は外付けマイクが有効で、高音質化への第一のステップです。コスト的にも技術的にも導入のハードルが低いので、ある意味もっとも手を出しやすいツールと言えるでしょう。今回ご紹介する製品も、自然な音にこだわるローランドらしいマイクとなっています。

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CS-10EM
耳の位置でバイノーラル録音

バイノーラルとはいわば音の3D。鼓膜に近い位置にマイクをセットすることで、自分の耳で聞いたかのような音が得られる音響効果です。「CS-10EM」は見た目は普通のイヤホンで、まさにイヤホンのように耳にセットして録音することで、気軽にリアルな定位で録音することができるユニークな製品。もちろんイヤホンでもあることから、録音している音を同時にモニターできるので、適正な録音レベルの設定にも役立ちます。マイクはプラグイン・パワーで動作します。もちろんステレオです。

ポイント

3D感あふれるバイノーラル録音が可能なマイク内臓イヤホン

まとめると

良い映像には良い音が不可欠。カメラ内蔵よりも外部マイクの方が音質が良いのは常識ですが、問題はその取り付け位置で、ホットシューであったりリグシステムのどこかであったりしますよね。被写体自体の音を拾うのならなるべく近くにマイクをセットすればよいですが、撮影者自身が聞いている音を伝えたいのであれば「CS-10EM」をオススメします。臨場感あふれる音で、ワンランク上の映像が手に入ります。バイノーラル音源を最大限に味わうにはイヤホン/ヘッドホンで聴くことをオススメしますが、まずは実際に体験していただくのが一番です。動画などを検索してみてください。

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