PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
第4話
いかにしてフィルターは作られるのか
これぞ、ハンド・メイド・イン・ジャパン
組立完了、梱包へ
いよいよ組立てですが、フィルターガラスと枠を固定する前にガラス面のチェックを行います。固定方法については、もうみなさん勉強済みですよね。 |
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リング止め、バネ止め、カシメ止め、接着の4タイプ。これはバネ止めでござる。 |
もう、ばっちりじゃないですか。そして次の包装工程で、無事完成したフィルターを保護ケースに収め、パッケージングします。 |
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いよいよ大詰めだ。 |
最後に封緘、ラベリングをして完成です。 |
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包装工程では、この一連の工程を一人で一気にやっちゃうんだ。 |
パッケージの最終検査も済ませ、そこで合格したら10個入りのいわゆる白箱に入れ、出荷を待つことになります。 |
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パチ！パチ！パチ！パチ！ |
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そういえば、ここまで見て来たすべての工程にこの「作業指示書」がありましたね。 |
よく気づいてくれました。実はこの1枚の紙こそが製造のすべてと言っても過言ではないのです。 |
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そんなに大事なものなんでござるか。 |
人は自信がなくて恐る恐るやっているうちは、意外とミスをしません。作業に慣れた頃に、大きなミスを犯すのです。慣れることは大事ですが、油断や思い込みは禁物。この指示書でひとつひとつ確認しながら作業を進めることを徹底しています。 |
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常に緊張感を持つことが大事なんですね。 |
というわけで、全工程をざっくりまとめると。 |
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おおよそこの流れに沿って見てきましたが、理解は進みましたか？ |
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ばっちりです！ |
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オートメーションで次々と製造されるのを想像していたけど、全ての工程に人の手や目が介在しているので驚きました。まさに「職人の手作り」という言い方がぴったりくるような。 |
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だから掲載写真も手元のアップが多めだったね。 |
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一方で、品質の維持・管理には高度なテクノロジーをしっかり活用していたのも印象的だったな。 |
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そこかしこに、大小さまざまな創意工夫があったし。 |
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ハンド・メイドで日本製。まさしく、ハンド・メイド・イン・ジャパンでござる。 |
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この素敵な紹介動画もぜひ見てもらいたいなあ。 |
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これは、ちょっと込み上げてくるものがあるね。 |
© Shinjuku Optical Research Institute