PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
第2話
デジタル時代のフィルター
光学フィルターの危機か?好機か?
光学フィルターだからこそ
画像処理ソフトがここまで高性能・多機能になっても再現できないフィルターってあるんですか? |
ありますよ。PLフィルターとNDフィルターです。 |
どちらも前回の話に出てきたでござるな。 |
PLは不要な反射光を除去するフィルターで、NDは光量を減らすフィルターだったわね。 |
例えばPLフィルターを使わなかった場合。光を反射している水面を撮影してもその反射が邪魔をして、その向こうにある(はずの)水の中のものは写りません。 |
NDフィルターの場合だったら、遅いシャッタースピードが切れずに、止まって写ってしまった水の流れを、後から流れているようにするのは不可能。 |
つまり、どちらも「そもそも最初から写っていない」んだから、いかに高性能な画像処理ソフトを駆使したところでどうにもならない、ってことですね。 |
そう。撮った後ではなく、撮る時にどうにかしないと。 |
その他にも、「デジタルだからこそ力を発揮する」「デジタルだからこそ生まれた」フィルターはいくつもあります。 |
例えば? |
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ちょっと! これ、この記事を書くにあたって北村氏からいただいたメールのコピペじゃないの! 手抜きしたな? |
まあまあ。 |
おや? これどっかで見たことあるぞって、自分のセリフながら思いました。 |
これらのフィルターについては、個別に解説する回を今後予定しています。詳しく書くとその時に紹介するネタが無くなるので、ここでは箇条書きでさらっと。 |