SIGMA 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率  
[単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

これ1本で済ませてしまうことができるレンジの広さが、何よりも魅力的な1本。高倍率ズームとはいってもここまで写るようになったのだと、レンズの進化にはつくづく驚かされます。超音波モーターによるAFの高速化や手ブレ補正機構の搭載もあって、使い勝手は良好。APS-Cサイズのボディに本レンズを組み合わせておけば、はじめてデジタル一眼レフを手にする方でも「撮りたいものが撮れない」ということはないでしょう。本レンズを中心として自分の撮りたいものがわかってきたら、超広角・超望遠、ボケの楽しめる明るいレンズ、マクロレンズ、より高画質なレンズへと深化していくのが健全な楽しみ方だと思います。

( Photography : A.Inden / Text : M.Ishizuka )

便利な高倍率ズームとはいえ、これだけの解像力は持っています。シグマのレンズのなかでは気持ち柔らかめの雰囲気で、スナップには丁度いいかもしれません。

撮影者の移動が難しいシチュエーションでも、このようなレンズなら大丈夫。画角の制限からはすっかり開放されます。

東京スカイツリーの足元から狙えば、これだけ大きく写せます。お散歩にもうってつけですね。

綺麗に乗られているフィアット、チンクエチェント。湿気と雨の多い日本では、すぐに錆びてしまう車です。よいオーナーに巡り会えたのでしょう。