PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

Nikon AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率
[単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

最近の標準ズームレンズは24mmスタートのものが多く、しかも最近のズームレンズはすこぶるデキがよい。となると、あえて単焦点を選ぶ理由が見つからないと思いがちです。本レンズは開放F1.4という際だった特長があり、このスペックだけで選択する理由となるでしょう。21mmほどはパースに気を遣う必要も無く、28mmよりも更に伸びやかな描写。F1.4ともなれば、低照度下の撮影が可能となるばかりか、超広角であるにもかかわらず大きなボケを利用した独特の描写を手にすることができます。超広角を利用した寄りのポートレートなどにも最高に面白いレンズでしょう。本レンズは、ウェットでみっちりと階調表現される印象で、絞り開放からかなりのシャープさを感じます。ボケ味も滑らかで、ヌケも非常に良い。欠点を探すのが難しいレンズといった印象です。

( Photography & Text : K )

24mmとは思えない大きなボケ。APS-Cで利用すると35mm付近の画角に近く、非常に使いやすい印象です。ピントピーク部分のシャープさは実に素晴らしく、そこからなだらかに大きくボケていくのが魅力ですね。ボケ味も美しい。晩秋の夕暮れ時で、縮こまるほどには気温も低くはありません。しかし、空気は密度感を増し、冬のそれに近い。そんな状況がよく再現されています。

真逆光でこのヌケ。クラシカルなレンズを使い慣れていると、ちょっと優等生過ぎる!? ヌケがよくても階調が豊富で無ければ、この透明感・空気感は得られないでしょう。

まるで大口径50mmレンズで捉えたかのような自然さ。超広角はパースペクティブよりデフォルメーションの素直さが大事で、さすがの描写です。ピントピークのシャープさと、背景の適度な量のボケが新鮮な印象の画に。50mmあたりであれば、このような雰囲気にはならないのです。

ヌケがよいと、その場に滞留する空気もスカっと整理してしまいそうですが、この雰囲気。いかがでしょうか。

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さすがにF1.4クラスは別格。「もっとコイツで撮り込みたい」と前のめりになること間違いなし。

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現場では逐一キャップなんてしてられないことも多いのではないでしょうか。そのままカバンに突っ込んでも、ホコリを被ってもフィルター付きならさっと一拭き。

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PLでF値が落ちても、そもそもレンズが明るいこともあり、また手ブレ補正機構が搭載されてもいて、積極的に使いたいですね。

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