Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/4000, F5.6, ISO 200, Photo by A.Inden

SONY SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率 [単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

驚いたことに2015年11月末現在でソニーのEマウント・APS-Cサイズ用の純正レンズのうち、標準域をカバーするズームレンズが7本もラインアップされています(参:メーカーサイト)。とは言えそれぞれ性格の異なるものばかり。"ZEISS"や"G"といったエンブレムを冠したものや、35mm判換算で300mm相当までカバーするといった焦点域の違いなど様々で、きっちりと棲み分けがなされているようです。本レンズ「E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS」は、その中ではエンブレムもなく、焦点域は換算24-75mm相当と控えめなのですが、その実、キラリと光る個性の持ち主です。そもそも多くのカメラのキットレンズに採用されているのでご存知の方も多いと思いますが、まずはなんと言っても圧倒的に小型軽量であることが挙げられるでしょう。全長約30mm、重さ116gという数字は他とは圧倒的な差があります。ソニーのミニマムなボディサイズにピッタリで、持ち歩きにも最適。そしてその小さな鏡筒に手ぶれ補正機構やパワーズームまで搭載、暗所やムービー撮影にも対応しているのです。写りもキットレンズらしからぬしっかりした実力を備えている様子。では、作例をじっくりと見ていきましょう。

( 写真:A.Inden, T.Nakanishi / 文:4beats )

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/50, F5.6, ISO 100, Photo by A.Inden

後片付けを終えて照明を落としたキッチンに、窓から差し込む午前中の光。ややもすると控えめになりそうなトーンをきちんと写し出し、家族が出かけた後のホッと一息つくシーンを見事に捉えてくれました。

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/25, F5.0, ISO 400, Photo by A.Inden

最短撮影距離は0.25から0.3m、結構寄れます。ボケもスムーズで申し分ありませんね。シンプルな木や紙、そしてカラフルなマーカーや色鉛筆まで、発色も地味すぎたり派手すぎたりすることなくいい塩梅です。

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/500, F6.3, ISO 200, Photo by A.Inden

端正な写りと申しましょうか、金属や木の質感がしっかりと伝わって来ますね。キットレンズなんですよね、これで。

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/80, F5.6, ISO 400, Photo by T.Nakanishi

テレ端・開放で。描写は少々柔らかになりますが、この変化をたのしむのも一興です。

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/250, F7.1, ISO 200, Photo by A.Inden

絞り込んで撮影をすればこの通り、すみずみまでビシッと解像します。また、ズーム位置によって歪曲が多少あるようですが、ボディ側で補正できるので気にする必要はないでしょう。

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/40, F3.5, ISO 400, Photo by T.Nakanishi

ちょっと暗めのシーンでも、手ぶれ補正機構があるので安心です。ブレを恐れる前に、まずはシャッターを切ってみることが先決なようです。

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/4000, F9, ISO 200, Photo by A.Inden

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/1000, F5.0, ISO 200, Photo by A.Inden

Sony NEX-7, SELP1650 E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS, 1/125, F5.6, ISO 100, Photo by T.Nakanishi

PHOTO YODOBASHI

いかがでしょう、本レンズの写りは。キットレンズだとは思えないしっかりしたものですよね。この小さな鏡胴に収まった8群9枚のレンズのうち3枚が非球面レンズ、1枚がEDガラスというなかなか贅沢な構成ですからそれも頷けます。さすがに絞りとズーム位置の組み合わせによっては描写が甘くなるときもあるようですが、そこは味付けとして捉えてうまく使い分けてみるとよいでしょう。本レンズが備えるパワーズームは、等速でスムーズなズーミングが可能となりムービー撮影にも重宝します。スチル撮影で素早く動かしたいときには手動でズームリングを回す、という使い分けもできるのでなかなか便利です。そして光学式手ぶれ補正機構にも随分助けられます。この小さな鏡胴に仕込んであるのですから少々驚かされますよね。すでにキットズームとしてお持ちの方も多いと思われますが、既存のレンズ資産を活かそうとボディだけを買い足した方にも大変お勧めです。何せこのサイズと軽さは、お散歩や毎日の持ち歩き用として本当におあつらえ向きですから。

( 2015.11.26 )




Loading..

Loading..

とにかくカメラを手放さない。毎日持ち歩く。何かにつけてシャッターを切る。そのためにあるといっても過言ではないレンズです。

価格:Loading..(税込)

Loading..Loading..)

定価:Loading.. | 販売開始日:Loading..

Loading..

Loading..

Loading..

こんなボディとの組み合わせもアリですよね。まさにカバンの中にゴロンと入れておける。見たことのない何かが撮れるかもしれません。∗ボディとレンズとのセットです。

価格:Loading..(税込)

Loading..Loading..)

定価:Loading.. | 販売開始日:Loading..

Loading..

Loading..

Loading..

保護フィルターも、念のため。

価格:Loading..(税込)

Loading..Loading..)

定価:Loading.. | 販売開始日:Loading..

Loading..