SEL1670Z Vario-Tessar T* E16-70mm F4 ZA OSS

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率 [単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

次第にレンズが充実しはじめているEマウントに、カールツァイスブランドの標準ズームレンズが登場しました。全域でF4通しという使い勝手の良さと、35mm判換算で広角24mm〜望遠105mm相当という少し長めのズームが魅力的な1本です。このスペックに加えてスタイリッシュな筐体デザインもあり、手にすればボディにつけっぱなしの常用レンズとなりそうな予感。ヌケが良くコントラストの高い描写はまさにツァイスといった趣きで、開放で見られる若干の甘さも「らしい」というところでしょうか。被写体との距離感や絞り具合など、シチュエーションに応じて色々な撮り方を試していただきたい。使いこなし甲斐のあるレンズではないかと思います。

( 写真:A.Inden / 文:FourtyEight )

少し光量の乏しいシチュエーションでしたが、硬質な金属の質感がよく表現されていますよね。コントラストの良さがオブジェクトのエッジを際立たせ、解像感ある描写を生み出しています。曇り空の下でも、しっかり画にしてくれる頼もしさがあります。

直線が気持ちよい、ワイド端16mmの描写。充分にシャープですがカリカリという印象ではありません。

開放では少しゆるいところがありますが、これが独特の雰囲気を醸し出すという部分でもあります。路地裏の空気を写しこんだかのような描写が、なんともいい具合ですよね。記録するにはきっちり絞って、記憶するには絞りを開いて。そんな使い方はいかがでしょうか。

こちらも開放付近でのカット、やわらかな雰囲気を持ち帰るという使い方がぴったりという気がします。大きなボケを期待するのではなく、表現のコントロールのために絞りを調整する。至極まっとうな使い方なのですが、撮影者の腕の見せどころですよね。

テレ端でこの位のクローズアップ撮影ができます。1本のレンズで自在な切り取り方ができるというのは、ズームレンズならではの楽しさ。レンズひとつで済むということは、それだけ被写体へ集中できるということです。

こんな被写体には少しばかりシリアスな表現を求め、軽く絞ってシャッターを切ります。光をうまく捉えてくれるレンズというものは確かにあって、このレンズもそんな1本。なんてことのない道路標識も質感豊かに、ゾクゾクするような描写を見せてくれます。そしてこんな写りを見てしまうと、光を求めて路地を彷徨う日々がはじまるのです。

手にしてみれば取り回しもよく、左手に馴染んで心地よく操作できるサイズと感じました。これ以上の明るさや長さを求めると、このバランスは崩れてしまうはずです。何よりこのルックス・手触りは流石のツァイス。手にして・使って・眺めて、満足感を得られる道具なんですよね。性能を求めれば単焦点になるとしても、ズームレンズのもたらす利便性は撮影を自由で伸びやかなものにしてくれます。単焦点のツァイスレンズを既に楽しんでおられる方には、揃えておきたいズームレンズの選択肢として。これまでキットの標準ズームで楽しんできた方には、少し良いレンズへのアップグレードとして。ソニーEマウントのボディをさらに活かすために、見逃せないレンズではないでしょうか。

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いよいよ登場したツァイスの標準ズームレンズ。便利さは正義なのです。

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よいレンズは長く使いたいものですよね。プロテクターもお忘れなく。

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