PHOTO YODOBASHI

ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

SONY SAL70400G 70-400mm F4-5.6 G SSM vol.1 vol.2

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率
[単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

見知らぬ場所へ旅に出るとき、手元にあるとありがたいのが70-300mmあたりの望遠ズーム。人は咄嗟に300mm付近の画角で物事を注視することが多く、このあたりのコンパクトな望遠ズームがあれば重宝すると思います。また300mmもあれば風景撮影でもおおよその撮影内容をカバーできると言えます。しかし、そこから1歩踏み込んだ撮影だったとしましょう。単に旅行で無く、明確な目的を持っての撮影旅行だったり。そんな場合、テレ端が400mmというのは、かなり「効き」ます。遠くを注視して、そこから更に詰める。バストアップまで引き寄せるだけでは無く、目を捉える。旅というと、広角レンズを真っ先に思い浮かべると思いますが、他社には無いパッケージングの本レンズ。効くのは実はこんな1本です。

( Photography & Text : K )

一番上の光景から、山の稜線の美しさに感じ入って、そこだけ切り出したカット。こんなことができるのがテレ端400mmの強みでしょう。しかし、よく写ります。このレンズ。画面の隅々まで実にシャープ。

モロッコの旧市街を一望できる頂から撮影。原寸で見ると、屋上のパラボラが一つ一つ明瞭に、かつビッチリと解像しています。ただ引き寄せるだけでなく、画のよさも本レンズを手にするメリットでしょう。

難しい光ですが、α99の階調の豊かさとシンクロして、実に上手く捉えてくれました。被写体の息づかいが周りの空気に静かに伝わり、そんな緊張感を実に佳く表現してくれています。

街に持ち出しても、ピンポイントを抜き出してくれるのが400mmの威力。このあたりの焦点距離でスナップ撮影など個人的にも経験は殆どありませんが、これがなかなか面白い。少しブレてますが、なんだか面白いカット。信号待ちをするバイクの男性。

ちゃんと女性は目線をくれたのですが、あえてカット。画角の自由度が高いと、いろいろと楽しめますよね。

陶器工房にて。作業の邪魔はできません。離れた位置から切り詰められるメリットは大きいです。前も後もボケ味は良好です。風景撮影でも単に遠くを引き寄せるだけでなく、ちょっとした小さな風景を撮るのにも重宝しそうです。

ピント面のシャープさに感心します。ふいに道路の反対側に目を向けて咄嗟に抑えた1枚です。流石に街中で振り回すには少し大きなレンズですが、1本持っておくと何かと重宝するレンズです。ポートレートの定番と言われる70-200mm F2.8あたりで、そんなにポートレートを撮るわけでは無い方などは、こちらのレンズの方が何かと潰しが利くと思われますのでおすすめです。

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テレ端400mmのGレンズ、ちょっと気になりますよね。

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安くない買い物です。プロテクトしましょう。

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