SONY SAL50F14 50mm F1.4

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率 [単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

絞り開放F1.4という明るさが大変魅力の標準レンズ。絞りを開いて行けば大きなボケ味を添えることができるし、夕景や光が不足するような屋内でのスナップ撮影などでも威力を発揮します。扱いやすい標準と呼ばれる焦点距離ということに加え、多彩な表現を楽しむことができるので、ズームキットで一眼レフを始められた方が「そろそろ違うレンズでも」とお考えでしたらぜひ選択肢のひとつに加えて欲しい1本です。便利なズーム機能はなくとも、自分で前後するという撮影の基本作法をトレースすることができますし、その一連の動作の中で新たな発見があるかも知れませんしね。明るいレンズは一般的に大きく重くなるのですが、それに比べ本レンズは軽量コンパクトにまとめられていますので、さらなる1本として携帯しても邪魔にはならないでしょう。なんといっても純正レンズですから、カメラボディ側との連携機能をしっかりと活かすことができますので、ぜひ大口径短焦点レンズの楽しさを手軽に体験してみてください。

( 写真:T.Takahashi / 文:KIMURAX )

石造りの水鉢の縁は被写界深度から外れ、やんわりとぼけています。そのはっきりとしない輪郭と対照的にすうっと立ち上がってくる水面。ちょっとした風でも揺らいでしまいそうな枝葉の写り込みを、丁寧に優しく捉えています。ボケ味とフォーカスエリアの織りなす風情。こういう画を見せられてしまうと、ついつい絞りを開きたくなるものです。

絞り込めば周辺落ちも解消されてきますが、おぼろに見える月を写し込むには、開放での落ち具合をぜひ活かしたいところ。かえってピントのシャープさが主張してこないお陰で、うっとりしながら月を眺めているかのうような視界を、上手く表現できています。

撮らせてねと声をかけたら、「え~」と恥ずかしそうに笑顔を見せてくれました。女性の表情を捉えるには、絞り開放の柔らかな描写がこれまたしっくりときますよね。当然に前ボケも大きくなり、被写体を邪魔することもないので、ここまで大胆に入れることができました。画面中央の解像感はしっかりとしています。

鳥さんにピントを合わせて、手前と奥行きを表現出来る構図にしてみました。どうですか、今にも光のほうへとチョコチョコ進みだしそうな不思議な空間。これが開放マジックです。

きちっとした襟付きのコスチュームに、凛々しい表情。人間顔負けの知性を感じさせます。絞り開放では、距離など条件によっては二線ボケになって少々うるさく感じる場合もあるでしょうが、画全体として見てみればズバっとはまっていますよね。眼差しを際立たせる、絶妙なスパイスです。

新しいものが創りだされる瞬間。ついつい指先のひとつひとつの動きに、視線は釘付けになってしまいます。作業の邪魔にならないように、そっと固唾を呑んで見守っているような視界を表現するには、F1.4は有効ですね。

面白いように味のあるカットが撮れるものですから、開放の画ばかりが続いてしまいましたが、最後にF4まで絞った画を。ボケ量はやや後退しますが、ピント面にはまだ適度な柔らかさが残されております。硬すぎず、柔らかすぎず、つい今しがたまで作業をしていた職人さんの体温を感じさせる余韻のある描写です。

 

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