SAL24F20Z Distagon T* 24mm F2 ZA SSM

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率 [単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ

風景やスナップに大活躍してくれる焦点距離24mm。20mm前後の超広角のように、その広さを持て余すほどでもなく、眼前の光景を伸びやかに写し込むことができるとあって使い勝手に富んでいます。フルサイズ一眼でグッと被写体に踏み寄れば、パースペクティブを活かしたインパクトのある画もお手の物。本レンズの最短撮影距離は19cmと寄れ、しかも絞り開放はF2。広角レンズながら柔らかなボケ味を添えられるとあって、使っていて実に楽しいのです。なにせ素性のよい単焦点ですから。そのあたりはVol.01でお伝えしたとおり。今回はカメラボディをα99に変えて、先回とは一味違ったシチュエーションで撮影してきました。

( 写真:M.Ito / 文:KIMURAX )

狭くはないけど広大でもない。境内という限られた空間を写し込むには、24mmという焦点距離が重宝します。しっかりとした色乗りと、引き締まったコントラスト。さすがはカール・ツァイスと感じさせる画です。

祭りの活気、その勢いをより際立たせるには、広角ならではのパースペクティブ表現が有効です。見事な階調再現性と、高いコントラスト性能によって、熱気までもがしっかりと伝わってきます。

提燈の明かりに照らし出された山車のグラデーションを見事に再現。明暗をきっちりと描ききる力があればそこの撮像です。

やわらかいボケ味と、きりっとシャープな描写。絞り開放ではそれなりに周辺光量が落ちますが、こういったシーンには大歓迎。画全体として見れば、むしろ自然な仕上がりといってもいいでしょう。



ボケは大きく、そしてなめらか。いくら寄った画とはいえ、広角レンズでここまで表現できるとは頼もしい限り。そしてなんといっても、ピントを合わせた錆びついたランプの描写が冴えているではありませんか。被写体の質感を十分に感じ取ることができます。



24mmの広角ですから、歪曲もそれなりに出ます。この歪みを操るには、少々難しいところもありますが、上手くコントロールできるようになると実に面白いのです。自在に操れるようになると、このレンズの楽しみがさらに広がることでしょう。

広角のパースペクティブと、周辺落ちが相まってもたらされた奥行き。全体を捉えながらも、見せたいものがしっかりと引き立つ描写は、さまざまなシーンで活用したくなるでしょう。

絞って全面をキリッと、開いて背景をとろりと。短焦点らしいヌケのよい描写で魅せてくれる広角レンズにして、その表現の幅が広いことが本レンズの魅力そのものだということは、今回の作例カットを通じて感じ取っていただけたでしょうか。一般的に解像力とボケは、相反する関係にありますが、その2つの要素を見事に両立した、使っていて本当に楽しいレンズなのであります。

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標準域のズームレンズでもカバーできる焦点距離になりつつありますが、単焦点らしい納得の写り、それもZEISS。買わない理由はありませんよね。

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純正保護フィルターはZEISSブランドもご用意。レンズと同じT*コーティングです。

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