敷居の高いカメラはいらない。普段使いできる、ベーシックな一品が欲しい方へ。

スタンダード。ふつうと言ってしまうと何だかつまらないような印象を受けてしまいそうですが、基本をしっかり押さえたベーシックなカメラがこのカテゴリ。無地のシャツやブルーのジャケットが様々な場面で使いやすいように、何かに特化しているわけではないカメラは用途を選びません。実際、最も多くのユーザが手にするのはこのクラスのカメラではないでしょうか。「何を撮りたいの?」なんて言われても答えに窮してしまう方。安心してください、それは至極ふつうのこと。ないと困るデジタルカメラを選ぶとき、背伸びせずにオーソドックスな選択肢を求めるとき、適切なモデルはこのカテゴリにあります。

Canon IXY 650キヤノンの「IXY」ブランドといえば、イメージはスタイリッシュ。そのスタンダードともいうべきモデルがIXY 640です。NFCやWi-Fiなど新しい機能もしっかり搭載。カメラとしても12倍ズームレンズにフルHD動画撮影にも対応と、リーズナブルながらもバランスのよくまとめられたモデルです。カラーはシルバー・ブラックの2色からお選びください。

SONY Cyber-shot DSC-WX350高性能で突き抜けたモデルの多いソニーの中ではやや地味な存在に見えてしまいますがが、スタンダードなモデルもしっかりとラインナップしています。

Cyber-shot DSC-WX350はわずか25.7mm・164gと薄型・軽量のボディに、フルHD動画やWiFiなどデジカメの最新機能をぎゅっと凝縮。レンズは20倍ズームと余裕を感じさせるワイドレンジです。作例にてその実力をご確認ください。

1/2.3インチセンサーを搭載したニコンのスタンダートなコンパクトデジカメでは上位クラスとなるCOOLPIX S7000も狙い目です。光学20倍ズームレンズ搭載機種では世界最軽量となる薄型ボディに裏面照射型の高感度CMOSセンサーとハイブリッド手ブレ補正を組み合わせて、夜も安心。手ブレ補正機能は一眼レフやNikon 1の技術を採り入れた本格的な仕様でフルHD動画の撮影時にもその威力を発揮してくれます。

また11種類のエフェクト機能や12種類のメイクアップ効果など、撮影が楽しくなる機能も多数揃え、光学30倍ズームレンズによりフルサイズ換算750mm相当の超望遠撮影も可能です。5軸手ブレ補正に地図表示も可能なGPS機能やWi-Fiもありますので、「全部入り」のようなおいしいカメラです。

オリンパスからもスタンダードモデルの「全部入り」とでもいうべき、STYLUS SH-1の後継機STYLUS SH-2が登場しています。24倍ズーム、フルHD動画、240fpsでのハイスピード動画やタッチパネル液晶、WiFi、静止画に加え動画にも対応した5軸手ブレ補正、電子水準器など、コンパクトデジカメの中でもかなり欲張ったモデル。Penシリーズにも似たルックスも素敵ですね。

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