運動会など被写体と距離のあるシーンを収めたい方。日常から旅行まで、光景を自在に切り取りたい方へ。

高倍率ズームの面白さは明快で、遠くの被写体を一気に引き寄せることができるところにあります。広く写せる広角から遠くを引き寄せる望遠まで、一眼レフなどレンズ交換式のシステムに比べると驚くほど小さな本体サイズにおさめることができるのは、センサーサイズの小さいコンパクトカメラの特権。運動会などで活躍するのはもちろんのこと、旅先などの風景撮影では思うように被写体を切り取ることができるでしょう。コンパクトカメラの中では少し大きめのカメラが並びますが、これ一つで広い画角を押さえるという軽快さはレンズ交換式では得られません。機材がなければ得られない望遠の楽しみが、詰まっています。

Canon PowerShot SX60 HS 一眼レフを思わせるカタチながら、とても小さなボディに光学65倍ものズームレンズを詰め込んだCanon PowerShot SX60 HS
35mm判換算で21〜1365mmに相当する画角を得られるというのですから驚きです。一眼レフユーザーでも1000mmを、いや500mmを超えるレンズでさえ使うことはなかなかありませんから、手軽にこれだけの画角を行き来できるこのカメラ、便利で楽しいのは明白です。望遠側だけでなく、ワイド側が21mmスタートというところも欲張りなポイントです。トレンドとなっているNFC・WiFiもしっかり搭載しておりスマホとの連携もバッチリという充実ぶりです。

高倍率機はレンズ構成も複雑ですから、コンパクトデジカメとしてはどうしても大柄な機種が多くなります。でも「それではいつでも持ち歩けない!」という方におすすめしたいのが、SONY Cyber-shot DSC-WX350。ズーム倍率20倍、26-520mm相当というワイドレンジの機種ながら、ボディの厚みは25.7mmと驚異的にコンパクト。
SONY Cyber-shot DSC-WX350しかも、NFC・Wi-Fi内蔵とトレンドをしっかり押さえ、フルHD動画にも対応しています。ポケットにも入るボディと高いズーム比、どちらかだけを羅選べない、どちらも欲張りたい方に。ソニーの隠れた自信作です。

こちらはニコンが送り出す、高倍率ズーム機のフラッグシップモデルNikon COOLPIX P900Nikon COOLPIX P90083倍という他社の高倍率機を大きく引き離す驚異的なスペックは、24-2000mm相当という途方もないワイドレンジです。しかも手ブレ補正は5段相当と強力。加えてF2.8-6.5と明るいレンズを搭載していますから、もう「このカメラに撮れないものはない」といった感じですね。バリアングル液晶やWi-Wi・NFCも搭載し、あらゆるシーンでその実力を存分に発揮してくれます。ニコンの本気を感じる頼もしい1台、どうぞ使い込んでみてください。

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