デジタルカメラが欲しい方にとって、きっと第一の選択肢になるのはコンパクトデジタルカメラでしょう。ひとくちにコンパクトカメラと言っても選択肢は無数にあり、機能も形も値段も様々。どこから選べばいいのか途方に暮れてしまいますよね。ヨドバシカメラではコンパクトデジタルカメラを選ぶための手がかりになるよう、手当たりしだいに作例撮影を行ってきました。なかなかのデータ量ですから少しずつ、気になるカメラを見てみてください。自分にぴったりのカメラがきっと見つかります。

1. カテゴリからさがしてみよう。

各社から様々な製品が出ているコンパクトデジタルカメラ。ターゲットにしている層も、想定している使い方も様々です。フォトヨドバシでは、独断でこれを8つのカテゴリーに分けてみました。



これからカメラに触れる方やまずは1台という方なら、基本機能を抑えたスタンダードから見ていくと良いでしょう。お求めやすい価格のエントリーというゾーンもあります。Wi-Fiを使ったスマートフォンとの連携や自分撮り対応など、デジカメの新しい使い方をしたい方はトレンドから探してみてください。お子様が使うカメラや、ゆるい写真がお好みならトイカメラもおすすめです。

海や山など、フィールドでアクティブに活動する方にはタフなカメラが必要ですよね。ゴルフスイングやレースシーンなど、動きの速いシーンをしっかり収められるスポーツ系のカメラもあります。遠くの被写体を捉えたい方には高倍率。風景撮影や運動会などで活躍してくれることでしょう。

写真撮影が面白くなってきた方には、自分なりにコントロールできるクリエイティブのカメラが必要になるはず。撮影モードを変えたり、マニュアルで撮影したり、多彩な表現を追求することができます。高画質が欲しい? いいカメラが欲しい? それならハイエンドを見るのが先決です。

2. カメラページを見てみよう。


カメラページには基本的なスペックと概要の解説が記載され、撮影データがつづいています。(各製品の詳細仕様についてはメーカーサイトにてご確認ください。) 撮影データはタブをクリックすることで切り替えることができ、テスト内容に応じた写真が表示されます。

写真をクリックすることで拡大表示でき、拡大写真の外をクリックすると元に戻ります。撮影内容によって、原寸大までの拡大が可能です。

3. 撮影データを見てみよう。

最初に表示されている「PHOTO」は、そのカメラを使って撮影者が好きに撮ってみた作例写真です。実際の場面でどんな具合に写真が撮れるか、どういう画が撮れるか、参考としてください。


「CAMERA」はご覧の通り、本体の外観写真。正面・背面・上下左右から撮影していますので、各種デザインやボタン類などの確認にご利用ください。


カメラやレンズの性能を確認するときにひとつの指標となる「CHART」。実寸大まで拡大できるようになっていますので、解像力やダイナミックレンジなどの参考になります。


「WB」はカメラのオートホワイトバランスの傾向をテストしたもの。白熱電球(タングステン)の光の下では白いお皿が黄色く見えるものですが、これをいかに忠実な色に補正できるかがホワイトバランスの機能です。蛍光灯・白熱電球それぞれと、両方ミックスした光の下での撮影を行なっています。


「BOKEH」は絞りによるボケの変化をテストしたもの。ハイエンドモデルのみ、このテストを行なっています。コンパクトカメラでも、ボケを楽しめるモデルが随分と出てきました。


どこまで寄れるか確認できるのが「MACRO」。通常撮影・マクロモードなど、それぞれの最短撮影距離でセット内のコインを撮影してみました。


「ZOOM」は同じ場所からそのカメラで一番広い画角と、一番望遠の画角で撮影したもの。実寸大も確認できるので、解像力や描写の確認にもご利用いただけます。


「ISO」は感度設定による描写の違いが確認できます。拡大表示ができますので、高感度でのノイズの具合など、確かめてみましょう。


「EFFECT」「COLOR」は、カメラに搭載されているエフェクト機能やカラーモードを試したもの。どんなモードが備わっているか、確認いただくことができます。