写真を撮る面白さに目覚めた方。どこかで見た写真のように、自分でも撮ってみたい方へ。

絞り値を変えて、ボケをコントロールする。シャッタースピードを決めて、動きの速い被写体を止める、あるいはあえて被写体をぶらして躍動感を出す…。一枚の写真にも、突き詰めれば様々な表現方法があります。写真を撮る面白さがわかってくると、次に訪れるのは「こんなふうに撮りたい」という欲求。撮影者の意図を反映した一枚を撮るには、思いのままにコントロールできるカメラが必要です。クリエイティブと名付けたこのカテゴリには、露出優先オートやシャッタースピード優先オート、マニュアル撮影などのモードを備えたカメラをまとめました。決して扱いが難しいということはありません。撮り手のスキルが上がってきたとき、それに応える機能を持っている。そんなカメラがここにあります。

CASIO EXILIM EX-ZR3000エントリーやスタンダードのカメラよりもひと回り大きな1/1.7インチセンサーを採用するカシオのCASIO EXILIM EX-ZR3000。センサーサイズが大きくなることで、同じ画素数でも画質や高感度耐性の向上、レンズのボケが大きくなるなど、写真としての質が高まっていきます。加えて、カシオが得意とするハイスピード撮影や快適な自撮り機能、撮影後自動転送されるスマートフォンとのBluetooth/Wi-Fi連携機能など、おいしいところが一杯詰まった1台です。

こちらはソニーの意欲作、SONY Cyber-shot DSC-HX90V。センサーサイズは1/2.3型ですが、それを利用してコンパクトなボディに30倍ものズームレンズを搭載。SONY Cyber-shot DSC-HX90VZEISS Vario-Sonnar銘が誇らしげな写りのいいカメラです。さらにこのクラスのカメラとしては珍しいEVF内蔵。もちろん倍率は小さいものですが、明るい日射しの下のように背面液晶が見にくいときや、しっかり構えたい望遠撮影時にはその威力を発揮してくれます。長く付き合える相棒になるでしょう。

SONY Cyber-shot_DSC-RX10M2最後はソニーのCyber-shot DSC-RX10M2。ハイエンドカテゴリーにも属する1台ですから、スペックは最上級。コンパクトデジカメでは大判となる1インチセンサーに合わせるのは、ZEISS銘の8.3倍ズームレンズ。なんとF2.8通しです。その写りはコンパクトデジカメを越えるレベルです。大柄なボディですが、一眼レフカメラと比べれば軽量・コンパクトですから、いつでも連れ出したくなります。

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