Canon EOS 70D, SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports, 1/2000, F6.3, ISO 200, Photo by Z II

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports

[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率 [単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ | シフト

テレ端600mm。この一点だけでその価値は明らかなのですが、シグマ社は同じ焦点距離・同じ開放値で2本のレンズを作ってしまったのですから驚きました。携帯性を追求したコンテンポラリーラインに対して、堅牢性や光学性能に妥協しないというコンセプトで生まれたのがこのスポーツラインの150-600mm。以前インタビューにおいて開発の経緯を伺うことができましたが「実現したいことをすべて盛り込むことは難しいから、いっそ分けてしまおう」という発想が面白いですよね。ユーザの欲するものに真摯に応える姿勢が、このレンズを生んだのだと思います。さて本レンズはしっかりとした鏡胴を持つ防塵防滴設計、かつ性能に妥協しないということもあって、レンズの重さも大きさもなかなかのもの。その分、手にしてみれば「さあ撮ってやるぞ」という気にさせる意匠で、グレードの高い超望遠ズームレンズを求める人には筆頭の選択肢になるはずです。このレンズを手にして撮れるようになる光景を、ぜひ想像してみてください。

( 写真:Z II / 文:Serow48 )

開放から解像力のある描写、超望遠ズームレンズでこれだけ写ります。600mmという焦点距離が使えるとなるとできるだけ伸ばしてみたくなるものですが、様々なレンジを使って被写体を捉えることができるのは本レンズの良さですね。手ぶれ補正もよく効き、手持ちで積極的に撮影できます。(腕が少々張りますが・・・)

光学性能の違いは周辺の倍率色収差などに表れます。クリアな水際の表現が見事ですね。比較的近距離の被写体をクローズアップして写すと、ドキッとするような描写が得られました。

こういった距離感で被写体を浮かび上がらせるように描いてくれるのが望遠レンズの魅力ですよね。テレ端・開放では若干周辺光量が落ちますが、当編集部員は周辺減光を喜ぶ傾向があって、開放の作例が増えていきます。絞れば解消しますから、撮りたいシーンに合わせてコントロールしてみてください。この減光もうまく活用できると面白いと思います。

スナップに持ち歩くには少々大きいレンズではあるのですが、150-600mmというレンジはなかなかに使い勝手のよいものです。画面の整理もしやすく、画角は自在に変化可能。「あと一歩欲しい」を確実にカバーする焦点距離を手に入れてこそ、テレ端に頼らず最適なレンジを選ぶことができるのでしょう。町中のスナップで600mmが必要ということはあまりないはずですが、その余裕がもたらしてくれる1枚があるのです。

できるだけ引き寄せたくなるのはこんなシーンでしょうか。接近するには限度のある動物園で、思うままに観察・撮影するのは楽しいものです。朝の光のなか、絶滅危惧種のハシビロコウを捉えてみました。じっと動かない鳥なので、撮影者としてはありがたいモデルになります。

野鳥を狙う専門家には及ぶべくもありませんが、公園でカワセミに出会えたのでワンカット。解像力も立体感も十分な画が得られたと思います。望遠の世界は凝りだすとキリがないのですが、本レンズひとつでかなりの欲求を満たせるのではないでしょうか。

暮れなずむ海峡を前に、ひとり大砲を構えます。旅先の風景を前に、超望遠ズームの表現力は頼もしいですね。

ぐっと引き寄せて切り取る。刻一刻と変わる光の色、波の表情に、すべての瞬間がシャッターチャンスであると感じます。そんな光景に意識を寄せることができるから、写真は面白いのですよね。そしてこのレンズを手にしたから見える世界もあるわけで、機材選びも終わりのない旅のように思います。

SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM | Sports

メーカー純正では得難い超望遠ズームという領域で、妥協のない一本を選ぶなら本レンズになるでしょう。防塵防滴という設計もありがたく、風景や動物などアクティブにフィールドに出て撮影する方にはピッタリですし、実際このレンズを手にしたらそんな撮影にチャレンジしたいですよね。手ぶれ補正の効きも良かったので今回の作例撮影は手持ちで頑張ってしまったのですが、やはり重さはそれなりですから一脚や三脚を併用した撮影スタイルが良いと思います。従来テレコンバーターなどでしか得られなかった600mmという焦点距離は、使ってみればやはり新しい世界。1本のレンズがこれだけ世界を広げてくれるのだから、写真というのは本当に奥の深い遊びです。超望遠の世界にまだ足を踏み入れていない方、あるいは今お持ちの望遠ズームレンズが少し足りない方へ。悩むべきは、いつ踏み出すかということだけではないでしょうか。

( 2015.06.03 )




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このスペックと性能を考えれば、大変にコストパフォーマンスの高いレンズだと思います。望遠領域を1本で賄えてしまうどころか、未踏の600mmという領域まで。おおいに楽しんでください。

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これだけのレンズになればフィルターもなかなかのサイズです。保護用フィルターならシグマ純正をどうぞ。

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風景撮影などを楽しまれるならPLフィルターが便利ではないでしょうか。こちらもシグマ純正でご用意があります。

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三脚を構える撮影は億劫だという方におすすめしたいのが一脚。この一本があるだけで撮影のクオリティは格段に上がりますし、何より身体が楽になります。スナップシューターにも是非。

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望遠でキッチリ三脚を立てるなら、しっかりしたものを選びましょう。良い物を選んでおけば、これからずっと使えます。

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よい三脚は用途に合わせて雲台を選ぶもの。プロクオリティのこちらなら、多くの方のニーズを満たせるかと思います。

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