RICOH WG-4 / WG-4 GPS メーカーサイトへ

1600万画素（1/2.3 CMOS） / 4倍ズーム（25-100mm相当） / F2-4.9 / 125×64.5×32mm / 229g (GPS 236g)
フルHD動画 / 手ブレ補正 / 防水（14m） / デジタル顕微鏡モード / 電子コンパス・GPS（GPSのみ）

タイトルをご覧になってもお分りのように、2機種の紹介です。その違いを先に言いますと、WG-4 GPSのみ、撮影場所のログデータ記録や自動時刻合わせなどができるGPSモジュール、圧力センサー、電子コンパスを搭載。加えて、時刻と圧力センサーの情報（気圧、高度／水深）が表示できるサブディスプレイを備えています。とまあ、いきなりメカメカしい名称を羅列してしまいましたが、いわゆる防水耐衝撃性に優れたタフ系のコンパクトデジカメ。防水14m、耐落下衝撃2m、耐低温-10度、防塵設計という、本格的なアウトドアシーンで活躍するスペックを有しています。レンズは広角端で開放F2.0の明るい光学4倍ズーム（35mm判換算で25-100mmの画角に相当）を搭載。センサーは有効画素数約1600万画素のCMOS（裏面照射型）を採用し、夜景や光量が乏しくなりがちな水中などの撮影でもノイズを抑えた撮像をもたらしてくれます。本機のレンズ周りには6灯のLED補助光が備えられており、近距離撮影で威力を発揮。撮影モードには「デジタル顕微鏡」モードなるものもあり、補助光により明るい均一なライティングを可能にします。手ブレ対策には、センサーシフト方式と電子式を併用した「デュアル手ぶれ補正」を搭載しており、実際に使ってみてもこれはしっかり効くなという印象でした。徹底したタフ系モルですが、画像編集機能として「トリミング」、「魚拓フィルター」、「コラージュ」などのほか、「ミニチュア」、「セピア」といったデジタルエフェクト機能（12種）も備えています。こういった遊び心もプラスしているあたりなかなか心憎いモデルです。

（写真：4beats / 文：KIMURAX ）