RICOH G700 メーカーサイトへ

1210万画素（1/2.3 CCD） / 5倍ズーム（28-140mm相当） / F3.5-5.5 / 118.8×71×41mm / 310g
HD動画 / 手ブレ補正 / 防水（5m）

粉塵が入り込む無余地のない設計のボディは、水深5mの水中で2時間も撮影でき、地上2mの高さからの落下試験にパス。土木・工事現場でのハードな使用を想定したガッチリガードの大振りなカラダは、軍手をはめたままでも持ちやすく、操作部となるスイッチ類も大きめにかつシンプルに配置されています。不意なバッテリー切れの際には、リチャージャブルバッテリーの代わりに単四形アルカリ乾電池2本で撮影することもでき、代替電源が選択できるという安心感もマル。用途的にはそのほとんどが記録でしょうが、有効画素数は余裕の1210万画素。焦点距離は35mm判換算で28-140mmの5倍ズーム。薄暗い現場での撮影をスムーズにするフラッシュは広角時には10m、望遠時には6.2m先まで届き、フラッシュ撮影が厳しい状況では高感度ISO 3200まで活用することができます。マクロ撮影時は1cmまで近づくことができ、細かい部品などの撮影に重宝しそうです。これだけ寄れれば、素材感もしっかりと捉えられます。また、撮影画像と一緒に文字や音声による情報を、内蔵メモリに記録できることに加え、斜め方向で撮影した被写体を、正面から撮影したかのように補正できる機能（補正前の画像も記録）などまで備えており、現場の状況や撮影条件に制限がある場合にもしっかりとアシストしてくれる機能が搭載されているあたり、現場の様々なニーズにしっかりと応えているのがよくわかります。

（写真：A.Inden / 文：KIMURAX ）