OLYMPUS STYLUS XZ-2 メーカーサイトへ
1200万画素(1/1.7 CMOS) / 4倍ズーム(28-112mm相当) / F1.8-2.5 / 113×65.4×48mm / 346g
フルHD動画 / 手ブレ補正 / タッチパネル
オリンパス製コンパクトデジカメのハイエンドモデルであるXZ-2。ボディカバーとモードダイヤルにメタル素材が用いられており、持った瞬間に心地よい冷たさと、サイズの割にはずっしりとした程よい手応えが伝わってきます。レンズには35mm判換算で28-112mm相当の画角をカバーする、F1.8-2.5の大口径光学4倍ズームを搭載。有効画素数1200万画素の1/1.7型CMOS(裏面照射型)センサーと、同社の一眼デジタルにも使用している画像処理エンジン「TruePic VI」を組み合わせており、撮影時のレスポンスは快適そのもの。本機のユニークなところはレンズの付け根に「ハイブリッドコントロールリング」を採用したこと。ズーミングや絞り値変更など各種機能を割り当てられるのは一般的なコントロールリングと同様ですが、レンズ下付近のレバー操作により、クリック感のあるデジタル操作とスムーズなアナログ操作を瞬時に切り替えられます。絞りや露出補正ならクリックあり、マニュアルフォーカスならクリックなし、という具合にです。背面には3.0型の可動式液晶モニタを備え、タッチパネルに触れるだけでピント位置の選択ができる「タッチAFシャッター」を採用。オリンパスならではの多彩なデジタルエフェクトも用意されているので、どんな仕上がりにしようかなと、想像力を膨らませながら撮影を楽しむのもいいでしょう。静止画撮影時はセンサーシフト式の手ぶれ補正機構がアシストしてくれますが、こちらもなかなかよく効くという印象です。
( 写真:Z II / 文:KIMURAX )
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開放絞り値F1.8-2.5という明るいズームを搭載しているとあって、屋内でも速いシャッタースピードで切れるし、コンパクトデジカメとしてはしっかりとボケ味を添えることができます。それがまたなかなかな素直で綺麗なのです。望遠端が暗めのレンズでしたらそうはいかないでしょう。スーパーマクロモード(広角端)なら約1cmまで寄れ、マクロ切り替えなしでも望遠側では約20cmまで寄ることが可能。3段分まで減光できるNDフィルターを内蔵しているので、明るい場所でも露出オーバーにならずに浅い被写界深度を活かした撮影ができるのもいいですね。肝心な描写ですが、どの作例を見てもしっかりとした解像感が得られており、発色も自然な仕上がり。ハイライトとシャドーもバランスよく表現されています。イチョウの葉のカットでは、前後のボケ味が無かったとしても、十分に一枚一枚の立体感が感じられる仕上がりです。明るいレンズに、高感度特性に優れたセンサー。朝から晩まで連れ歩いて、いい写真を残すにはもってこいの1台ではないでしょうか。
広角端:6mm (35mm換算:28mm相当)
望遠端:24mm (35mm換算:112mm相当)
デジタルズーム:2倍
ISO:100
ISO:200
ISO:400
ISO:800
ISO:1600
ISO:3200
ISO:6400
ISO:12800
アートフィルター:未設定
アートフィルター:ポップアート1
アートフィルター:ポップアート2
アートフィルター:ファンタジックフォーカス
アートフィルター:デイドリーム1
アートフィルター:デイドリーム2
アートフィルター:ライトトーン
アートフィルター:ラフモノクローム1
アートフィルター:ラフモノクローム2
アートフィルター:トイフォト1
アートフィルター:トイフォト2
アートフィルター:トイフォト3
アートフィルター:ジオラマ
アートフィルター:クロスプロセス1
アートフィルター:クロスプロセス2
アートフィルター:ジェントルセピア
アートフィルター:ドラマチックトーン1
アートフィルター:ドラマチックトーン2
アートフィルター:リーニュクレール1
アートフィルター:リーニュクレール2
未設定
シーンモード:HDR
ピクチャーモード:ビビット
ピクチャーモード:フラット
ピクチャーモード:ポートレート
ピクチャーモード:モノトーン