OLYMPUS STYLUS 1 メーカーサイトへ

1200万画素（1/1.7 CMOS） / 10.7倍ズーム（28-300mm相当） / F2.8 / 116.2×87×56.5mm / 402g
フルHD動画 / ハイスピード動画（240fps 320×240） / 手ブレ補正 / タッチパネル / EVF / Wi-Fi

ボディの無駄な贅肉を徹底的に削ぎ落としていくのが常となるコンパクトデジカメの中で、異彩を放つ尖鋭なフォルム。その尖がりにはストロボと、視野率100％の電子ビューファインダーを備えています。約144万ドットの高精細液晶ですからピントの山もきちんと掴めますし、眩しいシーンや暗いシーンでも自然に表示されるので露出決めもスムーズ。撮影データも撮像と同時に表示されるので、しっかりと覗き込みながら撮影に集中することができます。背面液晶モニタはチルトが可能で、約104万ドットの3.0型と視認性も良好です。しかもタッチパネル式なので、触れるだけでピント位置の選択ができる「タッチAFシャッター」にも対応。レンズは35mm判換算で28-300mm相当の画角をカバーする光学10.7倍ズーム。しかも開放F値は全域でF2.8と変わらず。コンパクトデジカメながらボケ味を添えた撮影も可能ですし、焦点距離に関わらずシャッタースピードが稼ぎやすいといった利点があります。高倍率ズームとあって手ブレ補正も気になるところですが、かなりよく効くという印象。画像劣化を抑えたデジタルテレコンまで利用すると、なんと600㎜相当の画角まで引き寄せられるのですが、手持ちでもかなりの所まで切り込んでいけそうです。写真の世界観をガラッと変えられるデジタルエフェクト機能ももちろん充実。コンパクトデジカメでは当たり前？となりつつあるWi-Fi機能も備えているので、スマートフォンに送ってすぐにシェアという使い方で楽しめるところもいいですね。

（写真：M.Ito / 文：KIMURAX ）

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コンパクトデジタルもクラスに関わらず高画素数化が進んでいるトレンドの中にあって、有効画素数1200万画素（1/1.7型CMOSセンサー）というスペックを最初に聞いてしまうと、やや物足りなさを感じられてしまうかも知れません。さてさて、作例カットをご覧になられた印象はいかがでしょうか？不足するどころか、さすがはハイエンドモデルという余裕の写りです。しっかりとした解像感がありながら、階調表現の豊かさには目を見張るものがあります。一番よくわかりやすいのが2枚目のお散歩のカット。空の青いトーンの連なりのなめらかさに、胸のすくような空気を感じることができます。もちろんセンサーだけではなく、画像処理エンジン、そして光の情報を余すことなく届けるクリアなレンズがあればこそ。高倍率ズームだと、どこかしら苦手な焦点距離があるだろうという先入観が有りましたが、見事にハズレました（笑）。広角から望遠までしっかり。最後のカヌーのカットは望遠端。しかも開放。キリッと立体感のある描写です。肉眼では気づかなかった凛々しい姿のワンちゃんまで。手元のズーム操作だけで行ったり来たりできてしまうのですから、面白いようによく撮れるとは、まさにこういうことを言うのでしょう。

光源：蛍光灯
光源：タングステン
光源：ミックス

絞り：F2.8
絞り：F4
絞り：F5.6
絞り：F8

通常の最短撮影距離スーパーマクロモード

広角端：6mm (35mm換算：28mm相当)
望遠端：63.3mm (35mm換算：300mm相当)
63.3mm + デジタルズーム：2倍 (35mm換算：600mm相当)

ISO：100
ISO：200
ISO：400
ISO：800
ISO：1600
ISO：3200
ISO：6400
ISO：12800

アートフィルター：未設定
アートフィルター：ポップアート1
アートフィルター：ポップアート2
アートフィルター：ファンタジックフォーカス
アートフィルター：デイドリーム1
アートフィルター：デイドリーム2
アートフィルター：ライトトーン
アートフィルター：ラフモノクローム1
アートフィルター：ラフモノクローム2
アートフィルター：トイフォト1
アートフィルター：トイフォト2
アートフィルター：トイフォト3
アートフィルター：ジオラマ
アートフィルター：クロスプロセス1
アートフィルター：クロスプロセス2
アートフィルター：ジェントルセピア
アートフィルター：ドラマチックトーン1
アートフィルター：ドラマチックトーン2
アートフィルター：リーニュクレール1
アートフィルター：リーニュクレール2