カメラ

フルサイズミラーレスから一眼レフまで幅広いラインアップ

ミラーレスカメラはAPS-C機、マイクロフォーサーズ機、フルサイズ機のラインアップも増え、スチルを撮るだけでなく、映像制作のシーンでも活躍を見せています。一方で一眼レフのフラッグシップ機、最新モデルも登場しており、その選択肢はとても幅広くなっています。

待望のOM-D EM-1がMark IIへアップデート。兄弟モデルであるOM-D E-M1Xと同様の手ブレ補正システムを採用し、対応レンズとの併用では7.5段相当とその能力は他の追随を許さないレベルへ到達しています。

動画撮影を利する一眼レフデジタルフラッグシップ機EOS-1D X Mark IIIの発売、マウントを新しくし動画撮影と描写性能を有するEOS R5 / R6の発表。撮影分野を考えたふたつのカメララインアップが更に充実してきました。

指一本スイッチひとつで動画と静止画の切り替えが可能なフルサイズミラーレス機「fp」は、スチルとムービーの垣根を超えた"イメージング"を謳う小さな巨人。撮り手のクリエイティビティを刺激する個性的な製品です。

「α7R IV」、「α9 II」、「α6600」など、ソニーのラインアップには穴という穴が見つからないと感心していた所に、時代のニーズを見越していたかのごとく、Vlog専用カメラ「VLOGCAM ZV-1」がデビューしました。

フラッグシップボディがD5からD6へアップデート。FXフォーマットのエントリーモデルとなるD780に加え、発売中のD850も合わせすべてのラインアップがアップデート。高倍率ズーム機COOLPIX P950も登場しています。

中判デジタルカメラ、デジタルバックを作り続けてきたハッセルブラッドが、同社のミラーレス中判カメラと変わらぬスペックで、1957年発売、往年のVシステムでも使えるデジタルバックをリリース。

ムービーに特化したDC-S1H。ムービー／スチルの両立を目指したDC-G99。どちらもパナソニックが目指した究極のカメラ。フォトグラファーだけでなくビデオグラファーにも人気の高いメーカーならではの製品です。

ライカは大型センサーを搭載したレンズ交換カメラシステム（M、S、SL）が軒並み高画素化。解像度の差を気にすることなく、ニーズだけにフォーカスしてシステムを選択できる、充実、完熟、究極のラインアップです。

リコーブランドを継続し、360度全天球カメラTHETAシリーズ、タフ系カメラWGシリーズに、看板商品GRシリーズを擁するリコー。他の追随を許さない個性際立つラインアップで、ユーザーを魅了し続けています。

オリジナリティあふれるカメラ、レンズ、そしてフィルムをリリースするロモジャパンは、自身の手で作り、カメラの仕組みを知ることができる斬新な製品を発売中。液体を注入して撮影するサットンレンズがユニーク。

富士フイルムが近年アップデートしてきた人気機種は、いずれも熟成の上に熟成を重ね、もはや究極の域に達しているといっても過言ではないでしょう。今ノリにのっているメーカーのひとつというべきでしょう。