PHOTO YODOBASHI
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SIGMA 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | Contemporary
[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率
[単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ
高倍率ズームレンズと言えば、一本で広角から望遠までの幅広い画角に対応できるとても便利なレンズです。ズーム倍率の犠牲になっていた画質は、昨今では随分と改善され申し分のない性能を発揮してくれるようになりました。本レンズもそういった中の一本・・・と言うよりは"代表的な存在"と言えます。シグマの18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM | ContemporaryはニコンFマウント・DXフォーマットに対応し、35mm版フルサイズ換算で27-450mm相当の画角が得られます。約16.6倍ものズーム倍率を誇りながら高い描写性能も兼ね備え、そのうえ携行しやすいサイズに収められているというなかなかにハイレベルなレンズなのです。高倍率ズームレンズの代表格、その実力をご覧ください。
( Photography : Z II / Text : 4beats )
ズームリングを少し回すだけで広角から望遠まで移動可能。そのうえAFも瞬時に反応してくれるので、動物や子供といったちょっと難しい被写体にも素早く対応できます。テレ端に近い焦点距離で解放ですが、飛ぶ鳥の姿をよく捉えてくれています。
あえてズームの真ん中あたりを使いこなすなんてのも、実はアリ。高倍率ズームレンズとなると広角側・望遠側に意識が行きがちですが、実は中望遠レンズとしても十分な性能を発揮してくれるのです。
そしてワイド端のカットです。ボートの表面、縄、ステンレスに石、そして水面にいたるまで、質感の描写が素晴らしいですね。
最短撮影距離は39cm、最大撮影倍率は1:3、マクロレンズとしての性能もなかなかのもの。使い込まれ、歴史を感じさせるストップウォッチを見ているだけで、いろいろと想像を掻き立てられますね。
もちろんテーブルフォトにも御誂え向きです。でも自分のではなくパートナーのものをパチリ。生クリームやチョコレートのフワリ・トロリもさることながら、ちょっとブレているのにリアリティのあるナイフの描写も見逃せませんね。
柔らかそうな髪と暖かそうな上着に目を奪われ、失礼して背後から一枚。ズームの位置と被写体からの距離にもよりますが、背景のボケ方も申し分なさそうです。ポートレート用としても活躍してくれそうではありませんか?
遠くの被写体だってこの通り。この解像感、立体感、抜けの良さ、発色!褒めるところが多くて困ります。
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ビギナーの方にとっては、広角から超望遠クラスの画角までを一本のレンズでシームレスに操れるので、撮影の楽しみを広げるキッカケになるでしょう。ハイアマチュアの方であれば、レンズ交換を気にすることなく撮影に没頭するような気軽な撮影を楽しめるようになるでしょう。 高倍率ズームである本レンズは多くの方にたくさんのメリットをもたらしてくれます。AFをスムーズに駆動してくれる超音波モーターや、手ブレ補正機構は新開発されたものを搭載、レンズはFLDガラスなどの特殊硝材をふんだんに使用しているとなれば、本レンズへの信頼はますます強くなりますよね。長大なズーム域と、納得のいく画質を両立してくれた使い勝手のよいズームレンズ、オススメの一本です。
( 2017.01.18 )
運動会などの催し物でも大活躍すること間違いなし。いずれ交換レンズが増えてきても、使用する機会がなくならないのも高倍率ズームレンズのいいところです。
フィルターもシグマ製で。あえてフードを外したり、レンズをむき出しで持ち歩くときにフィルターがあると安心です。