PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
FUJIFILM X-M1 / SHOOTING REPORT
X-Pro1から光学ファインダーを省いてEVFのみとしたX-E1、ひょっとすると次は背面液晶のみでサイズをコンパクトにしたモデルがでるかな?と思っていましたが、やはり登場しました。光学ファインダーは、EVFのように仕上がりの画を直接見ることはできません。だからこその面白さがあり、かえってライブ感のある画が撮れたりするものです。EVFは、露出をはじめ写り込む範囲、WBや果てはゴーストまで、実際の画の仕上がりをリアルタイムに確認できます。画を作り込むという面ではこの上ないファインダーでしょう。液晶モニターだけでよい、もっとコンパクトで、レンズ交換できて、"あのセンサー"が載ってればそれでよい。そんな人には待ってました、というモデルかもしれませんね。
( Photography & Text : K )
水面にひとひら。水のぬめりの再現も素晴らしいのですが、フジと言えばやはりこの色。プロビアの描写を見慣れていると、やはり嬉しくなってしまいます。
ローパスレスとしたセンサーは、やはり根源的にシャープ。波の立った雰囲気もよく再現されています。霞ヶ浦での撮影ですが、まさに水の色はこんな雰囲気でした。もう少しグレーに写りそうなものです。少し緑に振れた色、このあたりの色再現に特長があるなあと感じます。
ピントを置いた花弁のシャープさも素晴らしいのですが、見た目に忠実でありながら、少し彩度の高い色再現。そして深みも感じられる発色。フジフイルムユーザの皆さんが、好んで使う理由の一つではないでしょうか。
中間のトーン再現が素晴らしいですね。水ものの描写にこれが効くと思うのです。周囲で生い茂る草も実にシャープで文句なしです。
観覧車を見ると、まずその解像力に舌を巻きますが、大変ナチュラルなラインであり、立体感もあります。スカっと抜けた空ではなかったのですが、これも見た目通りの描写です。一昔前ならトーンを切り詰め、コントラストを上げる後処理を行いたくなるシチュエーション。最近はどのメーカーのカメラでも、階調特性がよくなって、眠い画は眠いままで成立するようになったなあと感じます。
こちらもシャープでありつつ、ナチュラルな線の描写。
レンズによるものもありますが、どちらかというと色飽和的なゴースト。フレーミング時に確認できていましたが、面白いかなあとあえて最も出るポジションでフレームしました。強烈な光が差し込み、まともにレンズを向けていますので、出て仕方のないシチュエーションだと思います。しかし、ビルの壁面の描写なんかは恐れ入ります。
窓越しでの撮影。シルバーで縁取られたパネル、樹脂で形成されたボタン、その質感がよく再現されています。コントラストも高く、締まったよい再現だと思います。
X20とほぼ変わらないサイズに、大判センサー。粋なことをやってくれます。
液晶モニタが稼働する分だけ厚みが増していますが、なんとX20とほぼ変わりません。センサーサイズは桁違いなわけですから、このサイズは本当に魅力的です。カメラを構えて軍艦右側にジョグダイヤルが設けられていますが、日頃は露出補正ダイヤルに、露出をマニュアルに設定するとシャッターダイヤルになると、コンパクト化のためによく考えられています。Xマウントユーザの皆さんの2台目に、これからという皆さんにもおすすめの1台でしょう。液晶モニタのみのフレーミングで問題無いXマウントユーザの皆さんが手に入れられると、コンパクトでついついコレばかり使うなんて、ちょっと危険なカメラかもしれませんね。
標準ズームレンズとのキットはこちら。シルバーです。
はじめての方ならダブルレンズキットがおすすめ。究極の軽快さはこのパンケーキレンズによって得られます。
ブラックのズームレンズキット。レンズもご一緒にどうぞ。
ブラックのダブルレンズキットです。シックに決めるならこちらです。
ブラウンボディにシルバーレンズ。似合いますねえ。
せっかくならダブルレンズでスタートしましょう。オシャレです。
まさにミニマムなレンズ交換式X。満を持して登場です。
ブラックボディはこちら。既存のXユーザなら、こちらがいいかもしれませんね。
新登場のブラウン。これは…そそります。
レザーケースもご用意しています。いかがでしょうか。