D600デビューの際に、プラハでロケを行いレポートをお届けしました(Vol.01)。目新しいものが写っていれば、写真はなんとなくよく見えるもので、異国の地の画であればなおさらですよね。これは写真の本質の一つだと感じます。チェコと日本では、緯度の違いもかなりあり、当然光の具合も随分違うわけです。したがって、日本でもう一度撮ってみたいと思っていました。前回がハイエンド・レンズばかりでの撮影でしたので、今回はコンパクトで機動力のあるD600に似合う、28-300mmをマウントし、正月の東京を撮り歩いてみました。機材に関するインプレッションは最後に少し記します。Vol.01、そしてニコンの開発本部長である山本様のインタビュー記事と合わせてご覧いただき、参考にして頂ければ幸いです。

( 写真/文:K )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

認識している目の前のおおよそを写し込める28mmから、すっと見つめたの際の300mmまでを1本でカバーできるこのレンズは、フルサイズ機としては大変コンパクトなD600とのタッグで、街撮りにかなり力を発揮してくれます。作例をご覧頂ければわかるように、昨今の高倍率ズームは実によく写ります。一昔前の描写は間に合わせ感が漂う(?)レンズでしたが、正直なところ何かしら特別な目的が無い限り、これ1本でいいのではないかと思ってしまいます。最短も結構短いため、かなり寄れますし、テレ端もこのサイズでF5.6という明るさなので、ファインダーが極端に暗くなって見づらいということもありません。強力な手ブレ補正機構と、高感度特性に優れたD600の組み合わせで、高倍率であるハンディも全く感じません。カメラを手にするとまず最低感度にセットされているか確認するのが癖になっていますが、常時ISO400にセットして撮影しました。グリグリと感度を可変出来る現在のカメラにおいて、ISO400といえば大したことの無いように聞こえますが、常時ISO400で撮影なんて、数年前では結構考えられなかったことですよね。画素数も十分、コンパクトでも視野率100%のファインダー、何よりフルサイズのセンサーを搭載し、階調も数年前と比べれば抜群によくなり、高感度の描写特性も本当によくなりました。だからこそ、言ってみればルーズに扱えるとも言えます。ガッチガチに三脚に据えて、フラッグシップにハイエンドレンズという息の詰まるスタイルではなく、肩にブラっと提げて、高倍率ズーム1本で街を撮り歩く。そんなことができる時代になったんだなあと感慨深いです。画がよくなければ、やっぱり息の詰まる装備になってしまいますよね。これは本当に有り難いです。・・・正月の東京の街、夜明けの街なんかが結構好きです。あれだけ押し合い圧し合いといった具合に人が溢れていた街が、嘘のように静まりかえる、そのギャップが面白いですよね。しーんとした街中で、ファインダーが手ブレ補正機構のおかげもあってスッと止まり、D600の本当に静かなシャッター音だけが聞こえる、なかなか楽しい撮影でした。

皆様、本年もどうぞ宜しくお願いいたします(編集部一同)

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「写るなら」機材はできるだけ小さい方がよいですし、イージーなほうがよいです。よいカメラですよ。

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手持ちのレンズは単焦点が確かに多いのですが、カメラの話同様、レンズも「写るなら」ズームであることにこしたことはありません。そもそもズボラな性分にはありがたいレンズです。

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