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ZEISS特集 –われらのツァイス愛-

「ツァイス」。
ドイツの光学機器メーカーとして、一眼レフ向け、また近年ミラーレス向けのレンズも展開していることはカメラ・写真好きのPY読者の皆さまならよくご存知だと思います。一ブランドとしての「ツァイス」を製品を通して知っていても、実はその実態をよく分かっていない。そんな方も少なくないでしょう。今回出版した『GAPPURI ZEISS』では、ツァイスを歴史から知り、そして過去から現在まで脈々と連なる名レンズで撮った作例から感じていただきたい。そんな思いで制作しました。

ツァイスレンズとひと口に言っても、その数は非常に多く、どのレンズが好きかは好みの分かれるところでもあります。しかし、ツァイスのレンズには、共通して独特の“ゆらぎ”が感じられる。たとえば、レッド・ツェッペリンの『ロックンロール』を、「オレは完コピした!」と思っても、ジミー・ペイジのよたよたとしたあのギター、その人しか持っていない“ゆらぎ”のようなものはやっぱりどう頑張っても再現できない。その人にしか出せない。というような、その“ゆらぎ”をツァイスに強く感じることができ、そこに人は強く魅かれるのだと思うのです。たとえが分かりにくいかもしれませんが……。オリジナリティと言うと非常に簡単ですが、唯一無二の存在感を持つ、それがツァイスだと言えます。

現在では中古市場に並ぶ、過去の名レンズを数多く取り上げた『GAPPURI ZEISS』ですが、ツァイスはもちろん現在も続く光学機器メーカーです。あくまで“オリジナリティ”を追求し、真摯に光学製品を作り続けているツァイスの「過去」から、未来へと向かう「現在」の姿を、この特集でじっくりご堪能いただけるよう、本書のプロダクション・ノートから現行品まで、書籍とは違う角度からツァイスの魅力をお伝えしていこうと思います。


Production Note:


UKKARI ZEISS - いま購入できるツァイス全ラインナップ

GAPPRI ZEISS

『GAPPURI ZEISS』ヨドバシカメラにて絶賛発売中!

フォトヨドバシ オリジナルムック第一弾『がっぷりツァイス』。
ツァイスの新旧レンズによるオール撮り下ろし作例をがっぷり掲載。また、ツァイスの歴史を紐解く「HISTORY OF ZEISS」は、過去から現在までのツァイスの歴史を総ざらいした上でPYとして再解釈したスケール感あるストーリー。すべてのカメラ・写真好きに贈る“ツァイスを知る”ための一冊です。

» 書籍についてはこちらをご覧ください

  • 書名:GAPPURI ZEISS(がっぷりツァイス)
  • 制作:PHOTO YODOBASHI
  • 発売日:2019年3月15日
  • 版形:A4変形(H297×W234mm)
  • ページ数:144ページ

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( 2019.03.29 )

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