PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

Panasonic
テーマは"PLAY with COLOR"
「色で遊ぼう」をテーマにしたパナソニックブースは、豊富なフォトスタイルや、リアルタイムLUTなど、絵作りの楽しみ方の発見に繋がるようなイベントやセミナーを提供。また少人数で体験できるワークショップでは、ポートレート撮影などをプロフェッショナルによるアドバイスを交えた実践形式で行っています。実機を味わえるタッチ&トライコーナーでは設置されているオブジェやモデルを新しい機種で撮影することができ、自身のSDカードなどを持参すれば撮影データの持ち帰りができます。Technical Lab.(技術デモ)コーナーでのチャレンジ「GH7での79時間の継続録画」も気になりますね。楽しい企画満載のパナソニックですが、なんといっても一番の注目は前日に発表された「LUMIX S1RII」。手に取りたい方はインフォメーションセンターでチケットを配布しています。
LUMIX S1RII
フルサイズのフラッグシップ機が軽くなって性能アップ
- カメラ
- 3月27日発売予定
S1Rの発売から約6年。待ちに待った後継機の登場です。手に取ってまず感じたのは「軽くなった」こと。前モデル(約1,016g)から200g以上軽くなり質量が約795gになったわけですから、持った瞬間に気づきますよね。そしてグリップ形状が変わり手にピタリとハマるようになった印象です。詳しいことはレビューに任せるとして、簡単にスペックを整理しておきます。画作りは、新開発の4430万画素裏面照射型フルサイズセンサーとライカとパナソニックが共同開発したエルスクエア・テクノロジー搭載の高性能エンジンにより緻密で自然な描写。像面位相差AFの進化とAIによる認識技術により複雑な状況でも被写体を追い続けるAF。5軸ボディ内手ブレ補正の効果は中央8.0段、周辺7.0段。また三脚なしでも1億7700万画素のハイレゾモード撮影も可能です。また8K動画も可能になりました。人気カメラのため、時間制限があり全ての機能を味わい尽くせませんでした。もっと試してみたいと思わせる素晴らしいカメラでした。
大きさはほぼ変わりませんが質量が200g以上軽くなりました。実際に持ち比べてみるとその違いがわかります。
グリップ形状が変わりました。見た目は少し小さくなったようですが、手にしっかりと馴染む形状でホールドしやすくなりました。
チルト式液晶です。静止画ではこの方式がベストですね。
くるっと返せばバリアングル液晶に。動画を考えたギミックです。
レンズを取り外した時、センサーの前にシャッターが閉まリます。センサーが剥き出しにならないで安心ですね。
実際に撮影した画像です。解像感も高く、色も質感も自然です。
LUMIX Flowモードで外部モニターに接続できます。パナソニックのブースではスマートフォンを使っていました。
LUMIX Flowのソフトで簡単な絵コンテが作れます。このソフトはやれることが多く、短い時間では全ての機能を理解できませんでした。
DC-TZ99
光学30倍ズームを搭載したコンパクトカメラ
- カメラ
- 発売中
LEICA DC VARIO-ELMARを搭載した35mm判換算24-720mm相当までカバーするコンパクトデジタルカメラ。外形寸法は幅112.0×高さ67.8×奥行き43.1mm、質量は322gといつでも気軽に持ち歩ける大きさです。その描写は約2030万画素の高感度MOSセンサーを搭載し、昼でも夜でも鮮明とのこと。またパナソニック独自の撮影スタイル「4K PHOTO」により30fpsで撮影した画像の中から決定的な一瞬を、約800万画素の静止画で残すことが可能です。これがあれば決定的瞬間を逃すことはありません。約184万ドットの180度チルト式モニターでセルフィー撮影も簡単。USB Type-C充電にも対応してるので旅先でも安心ですね。
LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3
世界最小・最軽量。35mm判フルサイズ対応の超広角ズーム
- レンズ
- 発売中
超広角18mmから標準40mmまでカバーする、フルサイズミラーレス用としては世界最小・最軽量のズームレンズ。そのサイズは全長約40.9mm、質量約155g。その写りは7群8枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ2枚、UHRレンズ1枚)と贅沢なレンズ構成で、ズーム全域で優れた描写性能を発揮するとのこと。AFはステッピングモーター採用で高速、高精度。さらに防塵・防滴。いつも持ち歩けて自在に撮影できる最高の1本ですね。
LUMIX S9
フルサイズセンサーを搭載したコンパクトなカメラ
- カメラ
- 発売中
35mm判フルサイズセンサー搭載ながら、可愛いスタイルが人気のコンパクトなカメラ。エクステリア張り替えサービス(有償)で6つのカラーバリエーションから自分好みに仕上げることができます。その描写は、有効画素数約2,420万画素のフルサイズCMOSセンサーから出力される画像を、ライカとパナソニックが共同開発したエルスクエア・テクノロジー搭載の「ヴィーナスエンジン」によって高精細かつ自然。また自由な色設定ができる「リアルタイムLUT」と新スマートフォンアプリ「LUMIX Lab」が連携、パソコンなしで撮影設定からSNSへのシェアまでスムーズに行えます。発売からしばらく経ちますが、そのスタイル、「リアルタイムLUT」が気になっていたので実際に見て楽しんできました。
LUMIX DC-GH7
マイクロフォーサーズの動画フラッグシップ機
- カメラ
- 発売中
Technical Lab.(技術デモ)コーナーでの79時間の継続録画にチャレンジしている「DC-GH7」は2022年発売の「LUMIX GH6」の後継機。動画RAWデータの内部記録に対応するなど基本性能がアップデートされ、動画撮影機としてマイクロフォーサーズのフラッグシップ機に位置付けられています。イメージセンサーは有効約2,520万画素の裏面照射型CMOSへ変更。像面位相差AFを搭載しリアルタイム認識AFが向上。5軸ボディ内手ブレ補正は最大7.5段分の補正効果を持ち静止画で威力が発揮されます。また動画撮影時においてもアクティブI.S.、E.I.S.が撮影を強力にサポート。静止画の機能も充実しており、約1億画素の「手持ちハイレゾ」や、「LEICA モノクローム」を搭載。また「リアルタイムLUT」機能も搭載し「S9」と同じようにスマートフォンアプリ「LUMIX Lab」とも連携が可能です。動画・静止画共に数多くのツールにより撮影を強力にサポートしてくれます。
LUMIX DC-G99M2
リーズナブルな価格が魅力のコンパクトなカメラ
- カメラ
- 発売中
2019年発売のマイクロフォーサーズの利点を活かしたコンパクトなボディで人気のある「DC-G99」の基本性能を継承しつつ細部をブラッシュアップした「DC-G99M2」が登場しました。外形寸法は幅130.4×高さ93.5×奥行77.4mmと変わらないため外観にほぼ変化は見られませんが、撮像素子が従来のLive MOSセンサーから有効画素数2030万画素のCMOSイメージセンサーへ、背面モニターが104万ドットから184万ドットへ変更されました。そしてインターフェースがUSB Type-Cになり使いやすくなったのではないでしょうか。また価格も2025年2月現在ヨドバシカメラで税込99000円と前モデルより大幅に安くなりました。