PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン

Nikon
話題の新製品が目白押し!活気あふれるニコンブース
性能を突き詰めた大口径レンズに、意外性に富むカメラの新製品・・・相変わらずニコンはやることに隙がない。もちろんニコンブースは開場と同時に黒山の人だかりであります。みんな、思い思いにお目当ての商品を覗き込んだり、手に取って確かめたりしています。どの人にも共通しているのは、みんなキラッキラした目をしていること。そりゃそうですよ、だってニコンですもの。こういう日本のカメラ、いや光学技術の発展を長いこと支えてきたメーカーが今なお元気なのは、やはり嬉しいものです。贔屓のメーカーや普段使っているマウントに関わらず、これは日本人として嬉しい。そういうこと。
NIKKOR Z 35mm f/1.2 S
おお、なるほど!やっぱり!と唸るF1.2の35mm
- レンズ
- 2月28日発売予定
S-Lineは、言ってみればニコンで一番よく写るレンズシリーズで、それが理由でZを選ぶユーザーもおられるでしょう。50mmや85mmの繊細かつ説得力のある写りにやられちゃっている方、その35mmが出たとあってはゲットするしかありませんよね。ファインダーを覗いてみた印象は、「広角」を感じさせない深度の薄さと量感溢れるボケによる生々しい立体感が印象的で、単なる高性能を超えた色気すらも漂っていて、「これ欲しい!」と即座に思いました。レビューもお楽しみに。
COOLPIX P1100
3000mmズームのブリッジカメラ、P1000の後継機がデビュー
- カメラ
- 2月28日発売予定
泣く子も黙る3000mmズームのブリッジカメラ、P1000の後継機がデビュー。端子がUSB-C化され、鳥モードではAF枠の選択肢が広がったことなど、先代のマイナーチェンジ的な雰囲気ですが、地味ではあっても今時の便利な機能を実装して発売を続けてくれるニコンには感謝しかありません。触った感じは当然ながら先代とおんなじですが(笑)、このとてつもないズームの威力は相変わらず無双です。いわゆるネオ一眼というジャンル自体、絶滅危惧種のようでもありますが、P1100でしか撮れない写真が確実にあります。P1000が気になっていた方も、この機会にいかがですか?
NIKKOR Z 28-135mm f/4 PZ
ムービーに最適化されたパワーズームレンズ
- レンズ
- 2025年4月発売予定
何と新型のパワーズームレンズが登場。操作性や画質など、ムービーに最適化されています。昨年の春、あの映像機器メーカーRED.com, LLCを完全子会社化したことにも表れていますが、ニコンは動画にも本腰を入れてきていることがこのレンズからもビンビン伝わってきます。さてこのレンズ、最も使用頻度の高い焦点域でF4固定ですから、露出変更の際も深度などのコントロールもしやすいのが嬉しい。お値段も同スペックの他社のものと比較しても「なるほど」と思えますし、発売年の違いも考えると早くも大バーゲンです。Z50IIにしてもそうですが、特に新しい世界への入り口となる製品のニコンの価格設定は実に良心的ですよね。ムービーにも興味が出てきた方、要チェックですよ。
RED V-RAPTOR [X] Z Mount、KOMODO-X Z Mount
ニコンとREDのシナジーによって生まれた「Z CINEMA」シリーズ初の製品
- カメラ
- 発売発表
そのRED、Zマウントのシネマカメラブランド「Z CINEMA」をこのほど立ち上げ、「V-RAPTOR [X] Z Mount」「KOMODO-X Z Mount」の2つのカメラを投入しました。その特徴は何と言ってもグローバルシャッターセンサーを搭載したこと。サイズ以外の両者の主な違いは8Kか6Kかといったところですが、V-RAPTORのダイナミックレンジは17段以上ととてつもないことになっております(KOMODO-Xでも16.5段、、、)。当然お値段も3:1ほどの違いがあります。いずれにせよNIKKOR Z 28-135mm f/4 PZを含むZマウントが、本格的なムービー制作にもそのまま使えるのは絶大なアドバンテージになりますよね。このムービーへの新たな動きが、これからのニコン製品にもプラスに作用することでしょう。発売時期未定。