PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
Canon
RFレンズ、RF-Sレンズのラインアップが充実
キヤノンブースでは開場と同時に最新機種や超望遠レンズのハイエンドモデルの試写コーナーにたくさんのファンが詰めかけていました。タッチ&トライコーナーでは新体操のライブパフォーマンスを囲み、EOS RFボディと最新のRFレンズのAFや連写性能を体感できます。さらに写真や動画だけにとどまらず、撮影や現像のレクチャーに加え映像や3D映像、VR、MRの先進技術を体験できるコーナーも展開しています。今回新たな機種が発表されていませんが、昨年末に発売されたばかりのRFレンズはもちろん超広角から超望遠の豊富なラインアップが展示されています。そのほか50名近い写真家や映像クリエイターのセミナーが行われます。
RF24-105mm F2.8 L IS USM Z
動画でも静止画でもメインレンズになり得る大口径標準ズーム
- レンズ
- 発売中
キヤノンで初となる24-105mmにF2.8通しのレンズが登場しました。レンズ名を見ただけでレンズのスッペックの高さがお分かりになると思いますが、レンズ名の末尾についている「Z」てなんだろう?と思われるかもしれません。こちらもキヤノン初のパワーズームアダプター(別売り)に対応したレンズという意味となっています。パワーズームアダプターを装着すると手動では難しい一定のスピードのズーミングが可能になり、より高いクオリテイを求められる現場にも応えてくれます。サイズ感や重さはF4モデルや24-70mm F2.8よりも確かに大きくなっていますが、24-105mmの広いズーム域がF2.8通しであることや、インナーズームを採用であることを考えれば驚くほどの大きさではないと感じます。ズームしても全長が変わらないことで動画撮影時のフォーカスブリージングを抑えられることに加え、RF純正レンズでは初の絞りリング搭載により高度な動画撮影にも対応できる仕様になっています。「RF24-105mm F2.8 L IS USM Z」は静止画、動画の両方に対してあらゆるシーンに高いパフォーマンスを約束してくれる一本でしょう。近いうちにPYでレビューをお届けしますので乞うご期待ください。
RF200-800mm F6.3-9 IS USM
野鳥撮影はこれで決まり
- レンズ
- 発売中
昨年12月に発売開始された「RF200-800mm F6.3-9 IS USM」は野鳥撮影の標準レンズと呼ばれる600mmを余裕でカバーしています。物音を立てずにその場でより引きが求められるような現場では大変重宝します。しかも超望遠ズームでありながら軽量かつスリムでコンパクトなサイズは野鳥などを撮る際の険しい山などに持ち運ぶのにも利便性が高いでしょう。超望遠レンズの試写コーナーでは多くの方が代わる代わる手にとってサイズ感やAFを体感していました。
RF10-20mm F4 L IS STM
RFマウント究極の超広角
- レンズ
- 発売中
昨年10月に発売の「RF10-20mm F4 L IS STM」はフルサイズセンサー対応のキヤノンRFレンズの現時点で最広角のレンズです。持ってみた感じはスペックの割に軽量でコンパクトな印象。キヤノンが誇るLレンズですから卓越した描写性能と優れた操作性、耐環境性、堅牢性を兼ね揃えています。特にキヤノン初搭載の周辺協調制御により、周辺部の描写性能が格段に上がっていると広報の方のイチオシでした。ヨドバシカメラでも入荷待ちの人気レンズです。
RF-S10-18mm F4.5-6.3 IS STM
APS-Cカメラで超広角撮影が楽しめる
- レンズ
- 発売中
EOS RシリーズにもAPS-Cサイズのボディが登場したことで、専用レンズが続々とラインアップされています。これまでキヤノンRFシステムで超広角レンズを使用するにはフルサイズモデル用しか選択肢がなく、APS-Cユーザーの方にとっては羨ましいところでしたが、ついにAPS-Cボディでも35mm換算で16-29mmの超広角ズームレンズが登場しました。このコンパクトなサイズにもかかわらずこれほどの画角が実現できたのは驚きです。パースを活かした迫力ある風景写真や、限られた空間での集合写真など様々なシーンで活躍が期待できます。