PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
TAMRON
"祭り"をテーマにした熱量あふれるタムロンブース
ひときわ目を引く、ねぶた祭の"ふたつの張り子"。かつてないタムロンブースのいで立ちに近年のタムロンの勢いを感じます。ブース中央には最新レンズはもちろん現行レンズを手にすることができるタッチ&トライコーナー。左側にはトークショーなどのイベントステージ。奥にはレンズクリーニングコーナーが待ち構えています。
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD for Nikon Z-mount
70-300mmという王道の守備範囲に満たされる
- 発売中
全長150.3mm、重量580gという本レンズは、リリース時に"300mmクラスのフルサイズミラーレス用望遠ズームレンズにおいて世界最小最軽量"というアナウンスがあった意欲的な一本です。100-400mmなどが台頭する昨今、70-300mmはいささか古典的にも思えるかもしれない守備範囲ですが、タムロンさんは分かっているな~とつくづく。王道中の王道を、奇をてらうことなくビシッとラインアップするあたりはサスガ。ニコンとのライセンス契約によりZマウントでは初となる、カメラと連携するサードパーティ製レンズの登場としても話題になったことも記憶に新しいところです。
150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXD for FUJIFILM X-mount
守備範囲の広さと妥協のない写りに溜息
- レンズ
- 発売中
フルサイズ換算で225-750mm相当の画角をカバーする望遠ズームレンズ。ワイド端の最短撮影距離はなんと0.6mとかなり寄ることができます。超望遠域での撮影にも頼もしい手ブレ補正機構を搭載。鏡胴側面には「MF SPEED」スイッチを備え、MF時のフォーカススピードが2段階で選択できます。ズームリングには、不用意な繰り出しを防ぐ「フレックスズームロック機構」も装備。ズームリングを前後にスライドさせることで、任意のポジションで瞬時にズーム位置のロックと解除ができます。
11-20mm F/2.8 Di III-A RXD for FUJIFILM X-mount
Xマウントユーザー待望の超広角大口径ズーム
- 今春発売予定
APS-Cサイズミラーレス一眼カメラ対応のソニーEマウント用としてリリースされていた"Model B060"に、富士フイルムXマウント向けが今春に追加されます。CP+後にリリースされる直近モデルとして、ブース前面の中央ショーケースにディスプレイ。ワイド端での最短撮影距離は0.15m、最大撮影倍率1:4という近接性能を有し、いわゆるワイドマクロ撮影が楽しめます。今回実際に手にすることはできませんでしたが、既発のEマウント版での軽量コンパクトな取り回しや、静かで素早いAF性能は同様の快適さをもたらしてくれることでしょう。Xマウントユーザーにとっては必見、待望の一本となること必至。
17-70mm F/2.8 Di III-A VC RXD for FUJIFILM X-mount
コンパクト、オールマイティ、ベストバランス
- 発売中
いわゆる大口径標準ズームと比べて望遠側にもう一歩伸びていることが本レンズの魅力。タムロン独自の手ブレ補正機構「VC」の恩恵もあり、ワイドからテレまで気兼ねなく楽しめる一本に仕上がっています。こんな欲張りなスペックながらも軽量・コンパクト(重さ530g、全長119.6mm)に抑えられていることもあり、Xマウントボディとの相性も抜群。日常に、イベントに、本レンズを連れ出して自由な撮影が楽しめること請け合いです。
20-40mm F/2.8 Di III VXD for SONY E-mount
超広角域が20mmまで使えるという強み
- 発売中
超広角20mmまでをカバーする大口径標準ズームレンズです。F2.8通しはもちろんのこと、超広角域を含んでいるレンジにもかかわらず、全長86.5mm、重さは僅か365gという小型・軽量を実現しています。20mmから40mmのズームレンジは一見目新しさを感じますが、スマートフォンでは広角カメラに超広角カメラを搭載しているモデルが一般的な昨今。そこに需要があるからでしょうし、特に日常的な撮影において、広角側が充実していると何かと便利であることを私達は既に慣れ親しんでいるという現実があります。ゆえに、何かとつぶしの効く標準域から超広角域までをカバーする本レンズは、普段使いに最適な存在といえます。
50-400mm F/4.5-6.3 Di III VC VXD for SONY E-mount
これ一本さえあれば、という頼もしさ
- 発売中
フルサイズに対応する、ソニーEマウント向け超望遠ズームレンズ。本レンズの属するカテゴリーこそ超望遠ズームレンズとなっていますが、広角端はなんと50mmの標準域です。しかも標準50mmから超望遠の400mmまでをカバーしながら、全長183.4mm、重さ1,155gと十分にコンパクト。いわゆる100-400mmクラスと変わらないボリュームにまとめ上げられているのですから、おのずとシャッターチャンスも増えることでしょう。超望遠ゾーンではその重要性が増す手ブレ補正機構を搭載し、簡易防滴構造と防汚コートも採用した抜かりはありません。