光と影
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO
with OM SYSTEM OM-1
PHOTO YODOBASHI
ヨドバシカメラ公式オンライン写真マガジン
Carl Zeiss Touit 2.8/12 vol.1 vol.2
[ズーム] 広角 | 標準 | 望遠 | 高倍率
[単焦点] 広角 | 標準 | 望遠 | マクロ
Zeissで夜の街を撮る
with FUJIFILM X-T4
Zeissを初めて使った時、いつものように撮った写真がまるでヨーロッパのように写るのだなと感心したことを鮮明に覚えています。それまでレンズにこだわりはなかったのですが、明らかに違う傾向の描写を見せられると、当時のレンズにつけられていた「写真はレンズで決まる」というコピーが心にぐさっと刺さり、納得させられ、レンズ沼へズブズブとはまり込んでいくのに時間はかかりませんでした。もううん10年も前の話ですが。
今回使用した「Carl Zeiss Touit 2.8/12」は、そのファーストインプレッションがぴたりと当てはまるレンズでした。当時は「凄い」と思っただけでしたが、今なら、色のりの良さと黒が締まった高コントラストが見せる抜けの良い描写で、ヨーロッパのような乾いた空気感を醸し出すことができるレンズ、と感じます。早速そんなテイストのレンズを夜の街に持ち出しました。
夜になると街は様々な人工光で彩られます。その色彩は街によって異なり街の性格を表しているように感じます。撮影場所は新橋から銀座を抜けて東京駅まで。新橋は複雑な色彩で官能的に、銀座はあくまでもシックに、そして東京駅はビジネス街をクールに。Zeissらしい描写が夜の街をイメージ通りに表現してくれました。
»「Carl Zeiss Touit 2.8/12」の実写レビューはこちら
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( 2022.10.27 )