OLYMPUSブース概況 / マイクロフォーサーズを中心としたシステムの高い完成度をアピール
プロ志向のOM-D、カジュアルなPEN、高級コンパクトのSTYLUS、という3本柱で構成されるオリンパスブランド。もちろんブースはひとつの空間ですが、3ブランドの各エリアが三者三様に共存するという空間作りがなされています。こちらは入り口付近ですが、向かってすぐ右手ではモデルさんの撮影が行われており、各ブースに進む前に「なに、なに?」と人だかりに。モデル撮影風景を撮影する人々という不思議な光景が、さらに通りがかりの人の興味をそそるという、好循環が生まれています。
防塵防滴・小さなシステム構築が可能なため、OM-Dはプロの使用率が結構高いとあって、PROレンズにフューチャーしたディプレイがひときわ目をひきます。レンズによって表現の幅が変ってくるいわばシステムの要ですし、OM-Dのブースは終始人だかりとなっていました。
早速、奥の方のカウンターに近づいてみるとこんな感じで。。。スタッフの方々が熱心に説明していました。
ブースの入り口付近で行われていた、スタジオ撮りのデモンストレーション風景。OM-Dにカメラコントロール機能をファームで仕込んであるのでしょうか?詳しいことはよくわかりませんが、こういったシーンはカメラ好きとしてはついつい気になってしまうものです(笑)。
白を基調としながらパステルカラーを差し色に使っているPENエリア。オリンパスブースに限らず会場全体的に黒基調が多いものですから、ユーザー層を意識したフェミニンな雰囲気がひときわ印象的でした。
自分撮りができる最新のPEN「E-PL7」です。サイズそしてデザイン的にも女性が持った方がしっくりとくるので、コンパニオンさんにちょっとお願いして持ってもらいました。可愛いですよね。9月20日より発売となる、E-PL7の実写レビューもお楽しみに。
シルバーカラーを基調としたSTYLUSエリア。押し寄せる人の波もひと段落したようで、スタッフの方もホッと一息のところでしょう。じっくり触るには、こういう時が狙い目です。
PROレンズにフューチャーしたブース構成であることはすでにお伝えしましたが、特殊硝材を積み込んだ望遠レンズのカットボディのディスプレイはインパクトがあります。カタログベースで目にするレンズ構成図とはまた違った、猛烈な説得力を感じるのです。
かねてより噂のあった"300mm F4 PRO"のようです。フルサイズで600mm相当になる単焦点の写り、待ち遠しいですね。
それぞれのブランドイメージを明確に打ち出した空間作りが、とても印象的なオリンパスブースよりお届けしました。
( 2014.09.18 )