PHOTO YODOBASHI

Carl Zeiss Planar T* 80mm F2 + Mount Adapter FTZ + KIPON C645-NIK + Z 7

1999年発売当時、中判レンズとしては一番明るい開放値F2を誇っていました。そのピントの薄さは、CONTAX使い憧れのCarl Zeiss Planar T* 55mm F1.2(1996年にPlanar 100周年を記念して1000本限定で発売された)を凌ぎます。

光学性能から考えると欠点だと思いますが、なんとも好みの描写が、ピントピークの周りに微妙なハロが出るところです。一番最後のカットの人物は、そのいい例ですね。この現象は常に出るわけではなく、開放で少し遠景の被写体をハイキーに撮ると出ることが多いです。度が過ぎるとボケボケになってしまうため、フィルム時代は苦労しましたが、微妙なハロまで確認できるZ 7のファインダーなら、怖いもの無しですね。(A.Inden)

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( 2019.06.26 )

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コンタックス645用レンズを、Nikon Zボディに取り付けるマウントアダプター