PHOTO YODOBASHI

Carl Zeiss Planar 80mm F2.8 (6elements) + Mount Adapter FTZ + KIPON HAS-NIK + Z 7

"6枚玉"ですね。レンズの枚数だけで「これ」とわかる玉は、Leitz Summicron 35mm F2 (1st)の通称「8枚玉」と1957年発売のCarl Zeiss Planar 80mm F2.8 (1st)の「通称6枚玉」の2本ぐらいではないでしょうか。レンズ構成は5群6枚で、前玉が大きく出っ張っているのが特徴です。Planar 80mm F2.8はCレンズ(Hasselblad 500Cシリーズ)として同じ鏡胴のデザインが3本出ています。その違いはレンズ構成とコーティング。当然レンズ構成とコーティングが違えば描写も違ってきます。幸せなことに同じボディ同じ焦点距離で3種類の描写を楽しめるということですね。千本ノックでは違いを確かめていただきたく一気に3本掲載です。各レンズ最初のカットをクリックしていただくと同じ被写体を撮り較べたものが出てきます。

"6枚玉"は3兄弟(6枚玉、モノコート、T*)の長男。描写は開放で少しハロを伴った柔らかい写りで、色も優しくニュートラルな感じです。筆者も長男ですが、のほほんと苦労せずに育ってきた描写という感じでしょうか。(A.Inden)

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( 2019.05.22 )

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ハッセルブラッド用レンズを、Nikon Zボディに取り付けるマウントアダプター
(純正マウントアダプターFTZが必要になります)