PHOTO YODOBASHI

Carl Zeiss T* Makro-Planar 100mm F2.8 + KIPON C/Y-N/Z + Z 7

Planarですね。それもマクロ。撮影倍率は最大1:1まで、つまりセンサーサイズと同じ範囲が撮影できるということです。その時被写体までの距離がレンズ先端から約16cm。最短距離45cmなのでついレンズ先端から45cmの距離に構えてしまうのですが、この45cmはセンサーからの距離、レンズがかなり長く伸びるので実際撮るときはグッと被写体に寄ることになります。

Carl Zeiss T* Makro-Planar 100mm F2.8の描写はかなり柔らかいです。マクロレンズはカリカリした描写が多い中この柔らかさはさすがPlanarということでしょうか。そして、光が弱いところでもしっかりと立体感があり、ものに存在感を与えてくれます。その描写もPlanar独自のもの。被写体を拡大し正確に描写するために存在するマクロレンズをPlanarで作ってしまうところがZEISSだなーと妙に感心してしまいます。普通に考えるとシャープで望遠系のレンズが多いSonnarで作ってもいいものでしょうが。マクロにとろけるようなボケ味を求める方は、このレンズを手に入れることをお勧めします。(A.Inden)

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( 2019.04.03 )

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