Voigtlander Ultron 35mm F2 Aspherical VM + SHOTEN LM-NZ + Z 7
2019年1月末に発売されたばかり、ライカMマウントとしては最新の35mmレンズとなります。往年のズミクロンやズミルックスにも通じる、レンジファインダー向けレンズらしいコンパクトさを持ちながらも、両面非球面レンズや異常部分分散レンズを採用し、極めて高い光学性能を誇ります。順光・逆光問わず、コントラストが高く、ピントピークのキレは素晴らしいですね。一方でボケ味もなかなか良好。高画素機であるZ 7との組み合わせでは、隅々まで高い解像を得られ、「さすが最新レンズ」と納得させられるものがありました。性能という点で見れば、絞りの必要性を感じないほど開放から素晴らしい描写ではありますが、周辺減光はやや大きめといってもいいかと思います。専用のフードは縮緬塗装の施された専用品です。こちらもお忘れなく。（Naz）
( 2019.03.06 )
