PHOTO YODOBASHI

LEITZ TELYT 560mm F6.8 + KIPON VISO-NIK + Mount Adapter FTZ + Z7

1972年販売の「LEITZ TELYT 560mm F6.8」は1群2枚とレンズがたった2枚しか使われていないため、重量は2300gと超望遠レンズにしては軽い。本来はビゾフレックス(M型ライカを一眼レフにするアクセサリー)につけて使用するが、開放値も暗くビゾフレックスのファインダーも暗いため、まともにピントを合わせるのは至難の技です。そういう訳で、まるで狙撃銃のようなフォルムに憧れて手に入れたのはいいが、防湿庫の奥深くしまわれていました(バラバラにできるため収納はコンパクトです)。Nikon Z7にもろもろの装備をつけて撮影ができる状態にした重量は3kgちょっと。ひたすらいい波を待っているサーファーを、ファインダーに捉えて待っていても苦にならない重さです。最初のカットは1時間待ってまともに波に乗った1チャンスをものにした写真です。液晶で確認してOKと思っていましたが、4575万画素の精密さに40年前のレンズがどこまで耐えるかはPCで確認するまで不安でした。結果は...完璧ですね。こんなカメラが出てくると、防湿庫への旅が続きそうです。注:マウントアダプターの関係でファインダーを覗きながらピントを合わせることは縦位置しかできませんでした。(A.Inden)

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( 2018.12.26 )

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ライカVisoflex用レンズを、Nikon Zボディに取り付けるマウントアダプター
(純正マウントアダプターFTZが必要になります)