LEICA ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH. + SHOTEN LM-NZ + Z 6
今回使用した「ELMARIT-M F2.8/28mm ASPH.」は、LEICA M8がリリースされた2006年に登場した第5世代です（現行は2016年発売の第6世代）。レンジファインダーカメラ用レンズということもあり非常にコンパクトなレンズですが、ピントは開放からピリッとシャープで、ぱっと見た眺めに近い画角と相まって日常にも使いやすい広角レンズです。ライカならではの渋めの発色もニコンの画作りとぴったりとマッチしていますね。M型ライカでは周辺まで安定して結像する本レンズですが、このあたりをミラーレスでどこまで頑張れるか。一般的には色被りや像の流れなどが発生するところですが、Zだとまず嫌な色被りが無い。周辺は多少の流れはありますが、ミラーレスとしてはこれはもうベストと言って良いでしょうし、それを逆手に取って中心に視線を導く画作りだってできますしね。他社製レンズで楽しむ「母艦」としても、Zは最良の選択なのかなと思います。（TAK）
( 2018.12.26 )
