写真はレンズで決まる。いや、センサーか、ボディ性能か、理念か。物事は高度化すればするほどボーダーは霞み、単一の機能を果たしていたものも、隣り合う機能をいつしか飲み込んでしまうものです。センサーに対して、単一の固定化されたレンズ。このパッケージングが「効く」のは、皆様もご周知の通りだと思います。しかし、もちろん単一のパートを切り取って見てもそれぞれ素晴らしいわけですが、RX1はもっとトータル的なものを感じます。

切り分けてみると、まず搭載するレンズの性能は少々ズバ抜けたものを感じます。開放の収差の影響が微塵も感じられないクリアな描写、シャープさは素晴らしいの一言。ピントを置いた部分からなだらかに輪郭を失って行き、35mmフルサイズということもあって大きく美しいボケ味。ピントを置いた部分のシャープさとの対比で、立体的な画を演出してくれます。絞り込めば、線が太ること無く繊細さを兼ね備えたシャープな線を描いてくれます。これがレンズの性能だけなのか、カメラに搭載される映像エンジンに込められた処理の巧みさが多分に影響しているのか、このあたりの詳細まではわかりません。レンズは間違いなくよいものでしょうし、階調とコントラストを両立してしまう昨今のセンサーと映像エンジンも素晴らしいのだと思います。各パートそれぞれが素晴らしいのでしょうけれど、なによりトータルに見て、その完成度の高さに舌を巻きます。それが故に、同一のセンサーを搭載するα99でもここまでの画が撮れるのかと考えたとき、ちょっと難しい気がするのです。コンパクトデジタルカメラのサイズに、35mmフルサイズのセンサー、抜群に写るレンズ。AFも実用的で、このパッケージングだからといって我慢を強いられることはありません。何をどうパッケージングするか、そしてその完成度を如何に高めていくのか。RX1を長い時間使い込んでみて、デジタルカメラの「この先」の姿を感じさせられたような気がします。フイルムからセンサーへ。「感材を置き換える」というフェーズから、一歩進んだのだなあと感心させられました。さて、このカメラを使ってどんな写真を撮るのか。手にするときっとワクワクすると思います。

( 写真:T.Takahashi , M.Ito , K / 文:K )



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立体感、描写のリアルさが感じられるカットを並べてみます。
解像力、ボケ味、ラインのナチュラルさ、そして階調表現と、このあたりをご覧頂ければ幸いです。

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う〜ん、、、α99ならレンズ交換の自由度。RX1なら一代限りのような代わりのない鮮烈で刹那的な魅力。う〜ん、、、、

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RX100と共通のバッテリー。「え?持つの??」と思いますよね。作例撮影という極めてカット数の多い使い方をして、おおよそ半日ちょっとといったところでしょうか。予備は持っておくに越したことは無い、そんな印象です。

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フードはレンジファインダーカメラ用のような出で立ち。レンズの先端保護にも。

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なかなかしっかりしたケースです。

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