SONY α7 SHOOTING REPORT

世界ではじめて35mmフルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼、α7/α7Rがいよいよ登場しました。
実質的に画質・表現力において最上位となる35mmフルサイズのフォーマットは、一眼レフのフラッグシップモデルによって牽引されてきた世界。ソニーのAマウントにおいても、現行モデルではα99だけがフルサイズセンサーを備えていました。フルサイズの高画質を求めつつ小型軽量なボディを追求する、そんな夢を具現化するのが「α7/α7R」です。

例えば一眼レフのマウントを継承する限りフランジバックは大きく、小型化には限界があります。それならばEマウントでフルサイズに対応すればいい。考えればその通りなのですが、これを実行できてしまうのがソニーというメーカーの凄さです。EマウントはAPS-C用の世界でしたから、フルサイズ対応レンズは今回のボディに合わせて徐々にリリースされていくことになります。レンズの揃っていないボディでも消費者は手にするのでしょうか。敢えていいましょう、きっと欲しくなるはずです。α99やRX1で評価を得た高画質をそのままに、使いやすく練りこまれた小さなボディ。α7とα7Rの違いはセンサーによるものですから、使い勝手なども含め、両レビューをご覧いただきながら比較検討いただくことにしましょう。

※α7Rのレビューはこちら

( 写真:A.Inden / 文:48 )

写真を撮ることに夢中になれる、ジャストサイズのボディ

α99と同じサイズのセンサーを搭載するとは思えないボディサイズです。NEXに比べると少し大きくなったボディですが、実際に手にしてグリップを握りEVFを覗いて構えてみると、絶妙なサイズに仕上がっていることがわかります。きちんと撮ろうと思えば最低限の大きさが欲しくなりますが、α7はまさにそんなサイズ。これ以上小さくなるとレンズとのバランスも悪くなってしまいますし、背面液晶をファインダーにするような構え方ならともかく、EVFを覗く撮影スタイルでは窮屈になってしまいますよね。ファインダーを覗くというスタイルのおかげで、脇を締めてしっかりとホールディングした姿勢を取ることができ、被写体への没入感を高めると共に写真の質を向上させてくれると感じます。同時発売される35mm F2.8との組み合わせはご覧のとおり、ウキウキするほどにコンパクト。この大きさでフルサイズの画が撮れるということが、α7の第一の魅力です。

大変視認性の良いファインダーを搭載したことで強烈な逆光のシーンでも難なく撮影が可能となります。元々、電子ビューファインダー(EVF)に定評のあるソニーですが、EVFがこのクオリティになればこそフルサイズミラーレス一眼が現実的になったとも言えるでしょう。EVFが良いからこそ光学ファインダーが不要になり、だからこそミラーが要らなくなるわけです。EVFも着実に進化を重ね、α99と比べてコントラスト比が約3倍もアップしているとか。ファインダーの見やすさはスムーズな撮影をもたらしてくれるので、大変有り難いですよね。撮影を担当したカメラマンもご満悦の様子でした。

本モデルが発表された時には編集部でも「EVFは着脱式の方がコンパクトになっていいんじゃない?」とか「ボディの隅に配置すれば鼻が当たらないのに」といった意見が出たものです。ところが実際に使用してみると、ファインダーはきちんと固定されていてこそ安心して使えることを再認識しました。出し入れの際に引っかけてしまうこともありませんし、どこかになくしてしまうこともありません。レンズと同軸上にファインダーがあることも重要で、このカットのように光の見え具合を微調整したいときなど、身体の反応がそのまま画像に結びつくことを実感しました。

小さなボディであることの最大のメリットは持ち歩きが苦にならないことでしょう。肩から提げて散歩に出るときも、日頃からカバンに忍ばせておく場合にも、小さく軽いことはとても重要になります。35mm判フルサイズのセンサーを搭載したレンズ交換式のボディとしては世界最小・最軽量級(本機より9g軽いα7Rが世界最軽量)のα7。画質に妥協することなく、それでいて気軽に持ち歩けるこのボディのおかげで、ふとした日常にシャッターを切ることができるでしょう。

 

さて、そろそろ画質についても触れていきましょう。α7も2430万画素という高解像度です。本カットを等倍で眺めてみると、正面にあるエアコンの室外機のメーカーロゴが視認でき、屋上に組まれた鉄骨のリベットの太さの違いや凹凸までしっかりと判別することができました。ドンと落ち込んだシャドウ部の中にもしっかりと色や階調が残っており、見ればみるほど唸らされるばかり。背面液晶の見え方がよいことも手伝って、撮れた画を確認する度にまた写欲が湧くのです。これって、結構重要なことですよね。

赤という色はデジタルカメラで撮影するには厄介だったものですが、これだけ濃密な写りをしてくれるようになったのですね。この艶とペイントの塗り具合、素材の手触りまで伝わってくるようではありませんか。何気なく撮った一枚がこのように写ってくれるのですから、自然とシャッターの数も増えてしまうというものです。

高感度での撮影でグラデーションの再現というのは意地悪でしょうか。ISO3200〜6400ではさすがにノイズがありますので、シチュエーションや被写体に応じた使い分けが必要になりそうです。とはいえ日が沈んでからも手ブレを心配すること無くシャッターが切れることのメリットは大きいですよね。

ISO1600は積極的に使える感度です。こういった被写体ならノイズも気になりませんから、もう少し感度を上げても大丈夫かもしれませんね。今回のようにレンズがF2.8という明るさを持っているなら、夜の撮影でもISO1600で十分こなせるはずです。

 

この濃密なトーンと圧巻の表現力に唸らされました。画質に関して言えば、フラッグシップモデルと呼んでも遜色ないものではないかと思います。Aマウントのシステムをお持ちの方でも気になる存在ですよね。マウントアダプターを介してAマウントレンズを活用しながら、次第にコンパクトなシステムを揃えていく。そんな使い方も良いと思います。使い勝手に関してはファンクションキーに機能が集約されていることが良し悪しという点もあり、一眼レフの使い勝手を代替しきれるわけではありません。どういったユーザがこのカメラを支持するかによって求められる姿も変わってくるでしょうし、熟成していくのが楽しみなボディでもあります。画質については言うことはありませんから、とにかく撮影して、存分に楽しむのが正解でしょう。

 

難しく考えず、フルサイズの写りを素直に楽しみたい。

α7Rの存在によって一見すると下位モデルと見えるα7。しかし手にして使ってみれば、軽快さと高画質を兼ね備えたこの新しいカメラの良さを、存分に味わわせてくれるボディであると感じました。両モデルの差はセンサーにありますが、フルサイズの2430万画素という解像度は必要にして十分、他社も含めて一眼レフのボディとしては主力といえるスペックです。そのポテンシャルを活かすためにある種緊張感をもって取り組みたいα7Rと比べると、α7にはフレンドリーで少々のラフさも許容してくれる懐の深さがあります。そんな気分も手伝って、よく考えられたボディの操作性や感触、仕上がりの画のよさに感心しながら、気持ち良く光を追うことができました。特にJPEGの時点で画が素晴らしく、ほとんど触る必要がなかったことも付け加えておきましょう。ここに掲載されているような写真は、ほんとうにこの組み合わせで撮影することができます。ズームレンズのキットも用意されていますが、35mm F2.8と一緒にスタート頂くことをおすすめいたします。軽快さと写りの良さが際立つ、最高の組み合わせになるはずです。

α7Rの作例もご確認いただいたうえで、どちらを選択するか大いにお悩みください。35mm F2.8だけで十分楽しめると思いますが、マウントアダプターなどを使って無数のレンズを試してみるというのも手ですよね。上記の作例に1つだけ、しれっと35mm F2.8ではない作例を紛れ込ませてあります。フランジバックが短いEマウントは、知る人ぞ知るマウントアダプター天国。既にNEXでオールドレンズを楽しんでいる方も、周辺まで写るこのボディの登場に心躍らずにはいられないはずです。世界でもっとも多くのレンズを楽しめるのは、実はこのα7かもしれません。

デジタル一眼を再定義する、新しいボディの誕生を素直に歓びましょう。これがα7です。

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この性能を考えれば大変リーズナブルな1台ではないかと思います。文章書いて、作例見ているうちに堪らなくなってきました。一緒にいきませんか?

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標準ズームレンズは当初はキット販売のみで手にできます。せっかくならこっちにしましょうか。

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作例のほとんどを撮影したのはこのレンズ。小さくて写りも優秀、ぜひご一緒にお求めください。α7の楽しさが倍増します。

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液晶の保護は最初からどうぞ。ハードタイプで安心です。

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お持ちのAマウントを合わせるならこちらのアダプタをどうぞ。

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ボディを増やしたらメモリも増やさなければいけませんよね。たっぷりサイズ、ご用意しております。

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バッテリーは十分に持ちますが、本気で撮るなら予備もご用意を。

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ケーブルでも充電できますが、チャージャーはやはり便利。併せてお買い求めください。

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なるほど、こういう使い方もできますよね。

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ライカ・・・。

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