[PY] フォトヨドバシ  Carl Zeiss Touit 1.8/32 with FUJIFILM X-E1 実写レビュー








 

 

 






 

 

 

 

 

 


 






 

 






 

 


 



X-E1のシステムが、かなりマニュアル志向の強いものであり、純正レンズも絞り環がありますが当然の如く本レンズも。もともとフジフイルムだけに、フイルムライクな画を叩き出すX-E1。ローパスレスということもあり、解像力も高く、昨今のデジタルカメラ全般における「どうしちゃったの??」という階調特性の向上
も伴って、フイルム時代にさんざん見てきた「カール・ツァイス プラナー」の画が、鮮明に脳裏に蘇ってきました。それもフイルム時代に比べて、次元が一つも二つもあがったような、そんな描写のレンズです。X-E1とのバランスも良好で、大変ハンドリングし易かった印象です。背面液晶のみならず、EVFも備えるため、撮影時には自分の眼で見た景色をそのままトレースしやすく、かつ、目元からカメラを離さずとも撮影に必要な操作はダイヤル類で大半操作できる本格的な撮影に向くボディ。写りも抜群、趣味性の高さという意味でも、こんなレンズをマウントするだけで気分が高揚する、そんな組み合わせでした。

( 写真・文 :K )

Carl Zeiss Touit 2.8/12 with FUJIFILM X-E1 Carl Zeiss Touit 2.8/12 with SONY NEX-5N Carl Zeiss Touit 1.8/32 with SONY NEX-5N

 

絞り開放で諸収差がよく抑え込まれてないレンズで、こんな画を撮ると頼りない描写になってしまうのですが、納得の写り。絞っていくとシャープネスも増していきますが、そもそも開放でも十分シャープなのです。

 

路面に写り込んだ影にフォーカスするので、少し手前の花については輪郭が欲しい。したがって1段絞り込んでいます。この前ボケの丸さ、そして情緒の感じられる写りがいいですよね。

 

F8まで絞り込んでの撮影。見事な切れ味です。しかし、実に立体感のある描写です。

 

前ボケの具合が見たかったので、こちらも少しだけ絞って撮影。ほんの少し絞ったあたりのボケ味が、個人的にはかなり好みでした。

 

ピントピークのキレもさることながら、ドラム缶の質感再現なども素晴らしいですよね。色乗りも濃厚で、Planarらしい写りです。

 

単に被写界深度が欲しくて絞り込んだのですが、いやもう十分な描写です。

 

こちらは絞り開放。十分なシャープさです。Planarは背景との距離関係で後ボケにクセがでるポイントがあります。少しだけ絞れば丸まったボケ味に。または背景との距離を変えてしまうことでガラっと変わるのですが、むしろこのクセを上手く画作りに活用できると面白いのです。しかし、肘掛けのリアリティなど、大したものです。

 

 

こちらも開放で。


 

草津温泉での1カットなのですが、なんと5月にもかかわらず雪が舞っていました。「開放で写るかなあ〜?」と撮ったのですが、脱帽もののシャープさ。

 

こちらも開放で。いかがでしょう、この美しいボケ味。

 

ボートと岸にいる男性同士の会話の雰囲気を出したかったので、こちらも開放での撮影。ピントはボートの男性。手前の男性、背景の橋はフォーカスから外れます。開放が甘いとキツイ撮り方ですよね。

 

文字もクッキリ。開放だとこれがほんわかした描写になってしまうのが大口径レンズのありがちな姿なのですが、いや、本当によく写ります。

 

ボケ味にもいろいろありますが、かなり量感があります。好みは人それぞれだと思いますが、量感を伴いながら、なだらかに完全にフォーカスが外れた背景に溶け込んでいくレンズというのは、ボケにも立体感を感じますよね。

 

昔からツァイスのレンズというのは、階調が豊かなのにコントラストも高いという、一見相反する要素を両立させているわけです。根源的な性能の高さがあれば、両立できるのかもしれませんね。

 

いかがでしょうか。

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ボケを楽しむ。大口径単焦点レンズの醍醐味ですよね。新しい世界を知りたい方へ、絶好の選択肢ではないでしょうか。

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