[PY] フォトヨドバシ  Carl Zeiss Touit 2.8/12 with FUJIFILM X-E1 実写レビュー








 

 

 






 

 

 

 

 

 


 






 

 







 





ガッチガチに硬いというわけでもなく、やたらと周辺が落ちたりして妙にドラマティックというわけでもない。もちろん緩いレンズでもありません。ただただ、ひたすら根源的な性能の高さが際立つレンズです。そして現実の光景を濃密に凝縮して切り取ってくれる、そんな印象を受けました。これは素晴らしいシャープネスと豊穣な階調から感じるのだと思います。マウントすれば、溢れるその場の光をそっくり持って帰ってくれる、そんな相棒になってくれそうです。

( 写真・文:K )

Carl Zeiss Touit 1.8/32 with FUJIFILM X-E1 Carl Zeiss Touit 2.8/12 with SONY NEX-5N Carl Zeiss Touit 1.8/32 with SONY NEX-5N

 

このレンズをマウントして、まさに最初に撮ったカットがこちら。感想は「なんだこりゃ・・・」。私はXマウントのカメラを持っていないのですが、この写りだけでレンズと共に欲しくなってしまいました。インプレッションとしてどうなのか、というコメントなのですが、いわゆる「提灯」のつもりは毛頭無いのですが。。。

 

ともかくヌケが素晴らしいレンズ。しかもビッチリと濃密なトーン。詳しくは皆さんお調べいただきたいのですが、コンタックス一眼用のPlanar 1.2/55、Distagon 2.8/21、コンタックスGシリーズのPlanar 2/45、コンタックス645用のDistagon 2.8/35あたりを彷彿させる写りです。もっと言うと、フォーカルプレーンのハッセルブラッドにあった、Distagon 2.8/50あたりに似た感動です。ちょっと別格なような気がします。

 

ゴーストとフレアは、実は滅多に出ません。あえて一番出るところでフレームしてみる傾向にあり、仕事というのもありますが、大半は個人的な好みです。歪曲もよく抑え込まれていて、ワイドレンズとして本当に妥協の無い作り込みを感じます。

 

ベンチに差し込む光を撮っていたところに、黄色の車が。この濃厚な色乗りは嬉しくなってきますね。

 

朝方の大手町。まだお店は開く前の時間帯でした。椅子の色は、まさにこんな雰囲気でした。しかし素晴らしく立体感のある描写です。

 

かなりの広角で、やっぱりやりたくなるこんな画。
感心したのが、上に下にと振り回しても嫌なデフォルメーションがでないこと。そして画面隅々まで全く破綻の無い描写。

 

力強くもあり、繊細でもある、そんな線を結ぶレンズ。そんな印象です。

 

 

これぐらい広角だと、都市光景をダイナミックに撮りたくなります。葉の解像はもとより、硝子の質感再現も素晴らしいですよね。


 

こちらも広角だと必ずやりたくなってしまう、橋桁の撮影。箱崎JCT。ちなみに、とてもどうでもよい話ですが、JCTといえば大阪がかなり良質なJCTを数多く輩出しております(笑)阿波座JCTや北港JCTは一見の価値ありです。

 

鹿島のあたりの工場地帯。あえて一番奥側にピントを置いたのですが、この焦点距離でも開放だとしっかり手前側はボケてしまいます。

 

三浦半島、城ヶ島にて。中東の方からの観光の方でしょうか。少し絞っていますが、遠景はやはり少しボケています。

 

バケツが可愛らしくてパチリ。しかし立体感のある描写です。

 

正直なところ12mmあたりになると、「何を撮ればいいんだろう」と戸惑うのですが、何も考えずパチパチやればいいのです。画面の中に色々な物事が写り込んで、あとでPCで眺めていると実に楽しいのです。

 

抜けるような青空をそのままに。ワイドレンズ1本にカメラ1台で出かけると、なんだかのびのびしてしまいます。

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とくかくよく写る本レンズ、広角好きには見逃せない選択肢になるでしょう。この世界を、ぜひ味わってみてください。

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