プリントから作品展示まで全方位的に楽しめるフジフイルムブース
Xシリーズの新製品、中判ミラーレスデジタルカメラGFX 50Sなどを一挙に発表している富士フイルムブースは、タッチ&トライが大好評。初日の午後の一般入場が始まってすぐに列ができていました。中判ミラーレスデジタルカメラ「GFX 50S」と専用交換レンズ「フジノン GFレンズ」、Xシリーズ最新モデル「X-Pro2グラファイトエディション」、「X-T2グラファイトシルバーエディション」、「X-T20」、「X100F」をはじめ、各シリーズのラインナップを見ることができ、さらに、カメラやレンズを手に取って試すことができる「タッチ&トライ」コーナー、そしてレンズの無料レンタルサービス(3時間以内)のほか、クイックメンテナンスコーナー(要予約)もあり、写真家によるトークショーやフォトウォークも実施しています。また、デジカメ・チェキ(入力)から出力(プリント)までのサービスをトータルで提供できる富士フイルムならではの写真の楽しみ方を体験可能な各種プリントサービスのコーナーもあり、「写真」を全方位から楽しむことができます。
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Xシリーズの最新モデルX-Pro2グラファイトエディション、X-T2グラファイトシルバーエディションはショーケース内に展示されています。手に取って見られないのは残念ですが、その美しい佇まいに多くの人が魅了され、写真を撮る人、じっくり眺める人などでごった返していました。
GFX 50Sをはじめ、X-T20、X100Fなど、新製品での写真作品が大きなプリントで展示されています。プリントの美しさはその大きさも手伝い、圧巻で、時間を忘れて眺めてしまうほどでした。撮影だけでなく、撮った後の楽しみ方をこうしてしっかりと見せることができるのは、フィルムメーカーならではだと思います。実機を触るだけでなく、ぜひ作品の方も鑑賞してみてください。
大人気のチェキ・instaxシリーズには、こんなにも多くのモデルがあるのですね。専用のフィルムもさまざまな色柄があり、パッケージもカラフルで女性もたくさんブースを訪れているのが印象的でした。
撮った後の楽しみ方は、「飾る」というのも大きな要素です。チェキで撮った写真をこんな風にアクリルフレームに入れて部屋に飾ればそれだけでもインテリアの一部になりますよね。
2017年春に、instax SQUAREという「ましかく」写真が撮れる新モデルが登場するそうです。対応するフィルムも新たに発売予定で、実際に撮影された作品が展示されています。コロンとしたスクエアの写真はとても愛らしく、実機への期待が高まります。
女優の広瀬すずさんがイメージキャラクターをつとめる「ましかくプリント」の展示、体験コーナーも人気で、実際に自分の撮った写真を「ましかく」にトリミングし、プリントしてもらうことができます。男性だけでなく、多くの女性もこのコーナーを楽しんでいる様子でスクエア専用のアルバムや、フレームなどさまざまな小物なども展示されていました。Instagramなどの写真系SNSにより、スクエアフォーマットの写真は人気が高まっているようですね。
カメラ&レンズレンタルコーナーでは最大3時間まで無料でカメラやレンズをレンタル可能です。CP+会場のみなとみらい近隣はフォトジェニックな場所が多いので、ぜひ気になるレンズをレンタルして撮影に出かけてみて下さい。もちろん自分のSDカードで撮った画像を持ち帰ることができます。また、クイックメンテナンスのコーナーもあり、クリーニングやボディのファームアップなどを専門のスタッフが行ってくれます。待ち時間を短縮するために予約制を導入したそうなので、こちらから電話予約の上ご利用ください。
やはり注目は新製品のGFX 50S。タッチ&トライは、一般入場が始まってすぐに60分待ちの大盛況。期待の大きさがよくわかります。筆者もしっかりと60分並んで実機を触ってきました。各機材をアテンドしてくれるメーカーの皆さんもとても熱心で、レンズの交換やEVFの着脱などこちらのリクエストにもてきぱきと応えてくれますし、タッチ&トライコーナーにはモデルさんが常時ふたり立っているので被写体にも困りません。長時間並ぶのが好きではない方も、ぜひ並んで体験して頂きたいと思います。
富士フイルムのブースでは、いちばん目立つ場所にGFX 50Sで撮影した蜷川実花氏の作品が展示されています。その美しい色と作品の大きさは圧巻!ぜひ現地でこの迫力をお確かめください。
( 2017.02.25 )