会場でタダでもらったものコレクション
大きなイベントにおいては「タダでもらえるもの」というのがありまして、それを必死に集めちゃあ大荷物にして持ち帰るわけですが、このCP+ 2017も例外ではありません。実際にはカタログやパンフレットが入った状態でもらえるものが殆どなのですが、それはそれで各社さん、趣向をこらしてオリジナリティを追求されています。また、中には単なる容れ物ではない、「え?コレもらえるの?」みたいなものもあるので、まったく油断がなりません。ここでは、PY編集部スタッフが会場でタダでもらったもののうち、「おお、これはこれは」と感じたものを紹介いたします。条件は「何かとの交換ではない、純粋にタダ」であること。なので、名刺と交換とか、アンケートに答えたら、のようなものは除外してあります。
カタログ・パンフレットの容れ物・布編
ニコンイメージング・ジャパンの双眼鏡コーナーでもらったトートバッグ
デザインがかわいい。双眼鏡ですよ。ニコンは双眼鏡もいい製品をいっぱい出されています(個人的には「ミクロン」という名前の双眼鏡が前から欲しいと思っております)が、このバッグも普段使いしたくなるような逸品です。もちろん薄手の生地ですからあんまり重い物はダメでしょうが、これをたたんでバッグに入れておいて、いざというときにエクストラのバッグとして使ったりすると、ちょっとカッコいいかもです。すてき。
カタログ・パンフレットの容れ物・ビニール/プラスチック編
フォクトレンダーのクリアファイル
もう、ひと目で加納満さんの作品と分かる、渋いデザインが印象的。しかしよーく見るとこれ、素材がプラにもかかかわらず、プリントが異常にきれい。シャドウが潰れることもなく、粒子が粗くなることもなく、ちゃんと鑑賞に堪える出来映えです。お金かかってる雰囲気。で、上部に取っ手がついてて中にカタログやパンフが入っているわけですが、どうしてこれが「クリアファイル」なのかというと、この袋状のものの2辺が簡単に切り取れるようになっていて、クリアファイルに変身するというわけ。考えてあるなあ。
その他編
ツァイスのカレンダー
タダでもらえるものは殆どがカタログ・パンフの容れ物という体裁をなしているわけですが、もちろんそうじゃないものもあります。これはツァイスでもらったカレンダー。モチーフはヨーロッパの山の風景です。で、よく観察するとこのカレンダー、WALTERというメーカーのドイツ製です。なので曜日や月の表記がSonntag(日曜日)とか、März(3月)というように、英語とドイツ語が併記されています。ああ、なんかツァイスっぽい。あと、今日のところに赤い枠をつけることが出来て、そいうところもそこはかとなくドイツ製品の薫りがいたします。
冊子編
ニコン「私のNIKKOR」
ニコンブースでもらった「私のNIKKOR 今を未来に残す写真家の眼」という冊子。「Vol.3」とあるので第3号ということなのでしょうが、毎年配られていたかどうかは...あったのかなあ。内容は現行のニッコールで撮影した、17人の写真家さんによる作品集。これがちゃんとした紙を使った76ページもある本格的な冊子で、ちゃんと家の本棚にしまって時おり手に取りたくなるような出来。なんといっても100周年ですからね、表紙もその歴史の重みを感じさせるデザインです。
カタログ・パンフレットの容れ物・番外編
銀一のアクセサリーキット
まず最初にお断りしておきますが、おそらくこれは初日の午前中だけに配られたものじゃないかと思います。だって、これをずっと配ってたら銀一さん大変ですよ。これもカタログ・パンフが入っているものですが、その容れ物、および一緒に入ってる「オマケ」がすごい。まず、容れ物はthinkTANKのトラベルポーチ。前面がメッシュになっていて、3辺がチャックでがばっと開きます。大きさはたたんだ状態のワイシャツが入るぐらい。そして中に入っているものを詳しく書くと、
- LensCoat製、2軸の水準器。カメラのアクセサリーシューに取り付けられるのですが、タテ/ヨコどちらでも装着できるようになっています。
- 同じくLensCoat製の拭き布。液晶画面がきれいになるヤツですね。
- thinkTANK製のバッテリーホルダー。いちおう、2つのポケットに単3型のバッテリー8本の収納を想定しているようですが、カメラの予備バッテリー2つを入れておくこともできそう。もちろんSDカードやその他の小物もOK。
- miggo製のストラップ。肩にあたる部分が伸縮性のある素材で作られていて、カメラの重さを軽減してくれる上、大きなジグザグのステッチは滑り止めの効果があると思われます。差し色的に配されたブルーのワンポイントと、そこに描かれた犬のマスコットがかわいい。これは普通に売ってても買うかも。
- 銀一さんのカタログ・パンフ4冊
とまあ、お得感満点のサービスぶり。銀一さんすばらしい。
もちろん、会場で配られたもの全部をもらってきたわけではないので、まだまだ魅力的な「タダグッズ」があると思います。コンパニオンの女性ばかり見てないで(見ちゃいますけどね)、是非こちらの方にも眼を光らせてみてください。健闘を祈る!
( 2017.02.25 )