Panasonic LUMIX DMC-GH5

GHシリーズ5代目となる「LUMIX GH5」がリリースされます。先代のGH4から画質はもとより各機能や操作性にまでも進化させた仕上がり。新開発のLive MOSセンサーにより有効画素数は2030万画素へとアップし、画像処理エンジンも刷新されました。これにより4Kフォトを飛び越えて、なんと6Kフォト(30コマ/秒)が可能に!もちろん4Kフォトに対応しますが、こちらは60コマ/秒の高速連写までやってのけてしまうというのですから驚きです。スピーディな撮影を支えているのが「空間認識AF」。コントラストAFに独自の測距技術を組み合わせたものでGH4よりもスピードが向上しています。

ボタンやダイヤルのレイアウトは基本的にGH4を踏襲しています。

パッと見て変わったなと目に付くのは内蔵ストロボが無くなったことでしょう。これは6K動画撮影による放熱対策のためだそうです。防塵・防滴仕様、-10℃までの耐低温性能を備えた高品位なボディ本体の重量は約645g。ガッチリとしたグリップを備えています。

GH4より素早く反応するようになった「空間認識AF」が体感できるデモンストレーション。GH4とのスペック比較をまとめておくと、AF速度:0.07秒→0.05秒、AF追従の連写速度:7コマ/秒→9コマ/秒、フォーカスポイント:49点→225点。フラッグシップ機にふさわしい内容ですね。

GHシリーズにおいて初めて手ブレ補正機構が内蔵されました。ボディ側の5軸補正とレンズ側の2軸補正を連動させることで、シャッター速度で最大5段分の補正効果が得られる「Dual I.S.2」が利用で可能。その連動する様子がこの展示で見ることができます。補正効果は静止画だけでなく動画や6Kフォト・4Kフォトでも機能するという優れものです。

( 2017.02.25 )