SONY Cyber-shot DSC-RX10 メーカーサイトへ
2020万画素(1.0 CMOS) / 8.3倍ズーム(24-200mm相当) / F2.8 / 129×88.1×102.2mm / 813g
フルHD動画 / 手ブレ補正 / EVF / NFC / Wi-Fi
Cyber-shot RXシリーズに新しい仲間が加わりました。RX1とRX100の次に登場した「RX10」では、RX100M2やQX100と同じ1インチサイズの裏面照射型CMOSセンサーが採用されました。レンズやセンサーを含めたパッケージとして見ると、フルサイズセンサーのRX1も1インチセンサーのRX100も、クラスを越えた大きなセンサーを小さなボディにぎゅっと凝縮させたものでしたが、このRX10ではその流れとは違うテイストとなり、コンパクトカメラとしてもかなり大柄なボディとなっています。それもそのはず、35mmに換算すれば24-200mmという8倍を超えるズームレンズとしては驚くべきF2.8通しというスペック。その大口径レンズはもちろんT*コーティングのカールツァイス、11群14枚のレンズのうち非球面レンズは7枚、EDレンズも1枚と写りには相当期待できるものに仕上がっています。
( 写真:K / 文:Naz )
- PHOTO
- CAMERA
- CHART
- WB
- BOKEH
- MACRO
- ZOOM
- ISO
- EFFECT
コンパクトデジタルカメラでは上位機種に採用されている1/1.7型センサーと比べても約2.7倍の面積を誇る1インチセンサーとBIONZ Xエンジンの組み合わせにより、APS-Cクラスにも迫る厚みや説得力を感じる写りと2020万画素の緻密な描写を高いレベルでバランスさせている印象です。それに合わせるレンズは開放でも隅々まで十分にシャープで、革や布などの柔らかいものから、金属やプラスチック、ガラスなどの硬いものまでそれぞれの質感の違いをきちんと描き分けられているのが作例からも伝わってきます。1枚目の写真では少しオーバー目の露出にしましたが、空に溶ける緑の葉から乾いた木の肌の凹凸まで破綻なく写し込まれています。また3枚目の浮き輪の立体感や4枚目のピントピークからアウトフォーカスへの描写などリアリティを感じますよね。このあたりにセンサーサイズの余裕が表れているのではないでしょうか。
余裕あるボディサイズゆえ、チルト液晶に加えて有機ELのEVF、強力な光学式手ブレ補正に最高10コマ/秒の連写機能(速度優先連続撮影時)、フルHD動画撮影機能、スマートフォンとも連携可能なWiFiとNFCなど、トレンドとなる機能もしっかり網羅。レンズ鏡胴にはズームリングに加えて1/3段クリックの絞りリングもありますので、ボケを活かしてみたり、積極的に露出をコントロールしてみたりと表現の幅がぐっと広がってきます。このカメラはそこをきちんと反映させられる懐の深さを持っています。メインとしてだけではなく、色々欲張りながらも気張らず持ち出せる1台が欲しい方におすすめのカメラです。
>> フォトヨドバシ SONY Cyber-shot DSC-RX10 の実写レポートはこちら
8.8mm (35mm判換算:24mm相当)
33mm (35mm判換算:90mm相当)
73.3mm (35mm判換算:200mm相当)
デジタルズーム 2倍 (35mm判換算:400mm相当)
デジタルズーム 4倍 (35mm判換算:800mm相当)
ISO:100
ISO:200
ISO:400
ISO:800
ISO:1600
ISO:3200
ISO:6400
ISO:12800
ピクチャーエフェクト:未設定
ピクチャーエフェクト:トイカメラ(ノーマル)
ピクチャーエフェクト:トイカメラ(クール)
ピクチャーエフェクト:トイカメラ(ウォーム)
ピクチャーエフェクト:トイカメラ(グリーン)
ピクチャーエフェクト:トイカメラ(マゼンダ)
ピクチャーエフェクト:ポップカラー
ピクチャーエフェクト:ポスタリゼーション(カラー)
ピクチャーエフェクト:ポスタリゼーション(白黒)
ピクチャーエフェクト:レトロフォト
ピクチャーエフェクト:ソフトハイキー
ピクチャーエフェクト:パートカラー(ブルー)
ピクチャーエフェクト:ハイコントラストモノクロ
ピクチャーエフェクト:ソフトフォーカス
ピクチャーエフェクト:絵画調HDR(中)
ピクチャーエフェクト:リッチトーンモノクロ
ピクチャーエフェクト:ミニチュア
ピクチャーエフェクト:水彩画調
ピクチャーエフェクト:イラスト調