Panasonic LUMIX DMC-LX7 メーカーサイトへ
1010万画素(1/1.7 CMOS) / 3.8倍ズーム(24-90mm相当) / F1.4-2.3 / 110.5×67.1×45.6mm / 298g
フルHD動画 / 手ブレ補正
表現力豊かな大口径ズームレンズと、コンパクトデジカメとしては少し大きめのセンサーを搭載したハイエンドモデル。35mm判換算で24-90mm相当の画角をカバーし、開放絞り値F1.4-F2.3と明るい光学3.75倍ズームレンズには、言わずと知れたドイツのカメラブランド「LEICA」の文字が。背景をぼかした撮影や、暗めのシーンでもシャッタースピードが稼げるといった利点にとどまらず、表現力や描写力といったところにも期待が高まりますが、それは後ほどお話しします。有効画素数1010万画素となる1/1.7型 高感度MOSセンサーと、高速での画像処理を実現するヴィーナスエンジンを搭載。撮影者自ら細かく設定できるシャッタースピード優先AEや絞り優先AEといったこだわりの撮影に対応しています。また、カメラに全部お任せで撮影できるオートモード「インテリジェントオート」まで備えており、上級者はもとより綺麗な写真を撮ってみたいというエントリーユーザも十分に楽しむことができます。3段分の光量が落せるNDフィルターを内蔵し、背面にある専用レバーで切り替え可能。明るいシーンでも絞り開放によるボケを活かした撮影をしたいときなどに重宝します。鏡胴の根元には一眼レンズを操るがごとく絞り値が変えられる「絞りリング」を設置。高精細で見やすい3.0型(約92万ドット)の液晶画面を備えていますが、アナログなリング操作ができるとなると、ふとファインダーを覗きたくなるのでは?そういう方は、別売のライブビューファインダーや光学ファインダーをホットシューに装着できるので、是非揃えるといいでしょう。もちろん、想像力をかきたてるデジタルエフェクト機能も充実しているので、撮る楽しみに加えて、創る楽しみも存分に味わってみてください。
( 写真:Z II / 文:KIMURAX )
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作例カットをご覧になった印象はいかがでしょうか。さすがはハイエンドモデルだけあって解像感はズーム全域で高く、フォーカスエリアでのエッジがしっかりと出ていますよね。さすがに広角側では歪曲が見られるものの、注視しなければさほど気になるレベルではないように思います。むしろどの作例を見ても画面中央から周辺にかけてしっかりとした像を結んでおり、階調表現も良好。通常の鑑賞サイズで見る分には申し分のない仕上がりです。注目が集まるであろうボケ具合は、1枚目の蕾を捉えたマクロ撮影のカットをご覧ください。主要被写体と背景とがしっかりと分離しており、左の葉でフォーカス部からなだらかにぼけていく様子が見て取れます。夜景の描写にも目を見張るものがあり、作例4枚目の右側床面の描写は、シャドーの中にもタイルパターンをおぼろげに感じられる繊細な描き込み。明るいレンズですからISO感度も常用範囲に抑えられ、ノイジーにならずに空気感のあるナイトシーンをものにすることができます。もしもっと作例を見たいという方は、こちらのページも覧になってみてください。やっぱり決め手は、論より証拠ですからね。
広角端:4.7mm (35mm換算:24mm相当)
望遠端:17.7mm (35mm換算:90mm相当)
デジタルズーム:2倍
デジタルズーム:4倍
ISO:80
ISO:100
ISO:200
ISO:400
ISO:800
ISO:1600
ISO:3200
ISO:6400
ISO:12800(拡張)
未設定
シーンモード:逆光補正HDR
クリエイティブコントロール:ポップ
クリエイティブコントロール:レトロ
クリエイティブコントロール:ハイキー
クリエイティブコントロール:ローキー
クリエイティブコントロール:セピア
クリエイティブコントロール:ダイナミックモノクローム
クリエイティブコントロール:インプレッシブアート
クリエイティブコントロール:ハイダイナミック
クリエイティブコントロール:クロスプロセス
クリエイティブコントロール:トイフォト
クリエイティブコントロール:ジオラマ
クリエイティブコントロール:ソフトフォーカス
クリエイティブコントロール:クロスフィルター
クリエイティブコントロール:ワンポイントカラー
クリエイティブコントロール:露光間絞り
クリエイティブコントロール:露光間デフォーカス
フォトスタイル:未設定
フォトスタイル:ヴィヴィッド
フォトスタイル:ナチュラル
フォトスタイル:モノクローム
フォトスタイル:風景
フォトスタイル:人物