Panasonic LUMIX DMC-LF1 メーカーサイトへ
1210万画素(1/1.7 MOS) / 7.1倍ズーム(28-200mm相当) / F2-5.9 / 102.5×62.1×27.9mm / 192g
フルHD動画 / 手ブレ補正 / EVF / NFC / Wi-Fi
35mm判換算で28-200mm相当の画角をカバーする光学7.1倍のズームレンズを搭載。パナソニックのハイエンド・コンパクトデジカメの一角を担うモデルですが、その中にあってもボディサイズは小さくまとめられています。センサーは有効画素数約1210万画素の1/1.7型MOSを使用。近頃、大型センサーを擁したハイエンドモデルが増えつつあるトレンドからすると控えめなセンサーサイズとなっていますが、機動性と画質のバランスを上手くとっているのでしょう。0.2型の電子ビューファインダーも約20万ドットとスペック的にはおとなしめですが、実際に構えてみると十分に使えるといった印象です。レンズ鏡胴にはコントロールリングを装備し、ズーム、絞り、シャッタースピードなどの設定を割り当てられます。撮影前にフィルター効果が選べる「クリエイティブコントロール」や、撮影後に加工できる 「クリエイティブレタッチ」といったデジタルエフェクト機能は各15種類ずつ用意。パノラマ撮影時にもフィルター効果をかけられる「クリエイティブパノラマ」も内蔵しています。ユニークな機能として、構図ガイド機能を搭載。「黄金分割」「対角線」「放射線」「S字」などのガイド(全8種より選択)に沿って構図を決めるだけという手軽さ。ステップアップユーザーでも簡単にビシッと決まった1枚を仕立てることができます。
( 写真:T.Nakanishi / 文:KIMURAX )
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コンパクトデジカメなんだから携帯性がよくて、もちろんズーム機能は必須。そんなことは当然のこととして、写真としての仕上がりにも妥協はしたくないという人には魅力的な1台でしょう。もちろん等倍鑑賞なんてことになれば、大型センサーを積んだ高価な機種に水をあけられますが、通常の鑑賞サイズでは十分に綺麗な画を楽しむことができるのです。作例をご覧になった印象はいかがでしょうか。ピント面でのシャープネスは十分に感じられます。冒頭の作例では麦の穂1本1本をしっかりと描き込みながら、遠くの空の表情まで丁寧に再現しています。続く葉のカットは、絞りを開放して撮影したものですが、中央で捉えた濡れた葉の立体感とリアリティに目を奪われました。なるほど質感の表現が秀逸なのですね。ガラス瓶の丸みや艶感までも手に取るように伝わってきます。雲をバックに3つの牧草ロールが並んだカットは、望遠端での撮影。高倍率ズームながら、遠景の描写も曖昧にならずにしっかりと解像しているのは頼もしい限り。突出したスペックはないものの、トータル的なバランス力で撮影者の心をしっかりと捉まえることでしょう。
広角端:6mm (35mm換算:28mm相当)
16mm (35mm換算:75mm相当)
21.6mm (35mm換算:100mm相当)
25.7mm (35mm換算:120mm相当)
30.5mm (35mm換算:150mm相当)
39.6mm (35mm換算:185mm相当)
42.8mm (35mm換算:200mm相当)
42.8mm (デジタルズーム:4倍)
ISO:80
ISO:100
ISO:200
ISO:400
ISO:800
ISO:1600
ISO:3200
ISO:6400
ISO:12800(拡張)
クリエイティブコントロール:未設定
クリエイティブコントロール:ポップ
クリエイティブコントロール:レトロ
クリエイティブコントロール:オールドデイズ
クリエイティブコントロール:ハイキー
クリエイティブコントロール:ローキー
クリエイティブコントロール:セピア
クリエイティブコントロール:ダイナミックモノクローム
クリエイティブコントロール:インプレッシブアート
クリエイティブコントロール:ハイダイナミック
クリエイティブコントロール:クロスプロセス
クリエイティブコントロール:トイフォト
クリエイティブコントロール:ジオラマ
クリエイティブコントロール:ソフトフォーカス
クリエイティブコントロール:クロスフィルター
クリエイティブコントロール:ワンポイントカラー