Nikon COOLPIX L820 メーカーサイトへ
1605万画素(1/2.3 CMOS) / 30倍ズーム(22.5-675mm相当) / F3-5.8 / 111×76.3×84.5mm / 470g
フルHD動画 / 手ブレ補正
ボディからズドンと突き出した鏡胴が印象的ですが、電源オンでそこからさらにレンズが伸びて存在感たっぷり。なんたって22.5mmスタートで675mm相当の画角(35mm判換算)となる超望遠域までをカバーする光学30倍ズームレンズを搭載しているのですから。これに加え「ダイナミックファインズーム」機能により、解像感を保ったまま約1350mm相当の画角となる撮影が可能。さらにダメ押しで、解像感はやや落ちるものの同様にデジタルズームを利用すると、約2700mm相当の画角で迫れるのですから、望遠鏡としても使えますね。ついつい望遠側のスペックに気を取られてしまうのですが、広角端22.5mmというのも見逃せません。またマクロモード時はレンズ先端から約1cmまで寄れますから、オールラウンドに活躍してくれること請け合い。電源となる単3形電池4本を格納するグリップはしっかりとしたホールド感が得られ、レンズシフト方式と電子式を組み合わせた手ブレ補正機能が撮影を強力にバックアップしてくれるというのは頼もしい限り。センサーは有効画素数1605万画素となる、高感度特性に優れた裏面照射型CMOS(1/2.3型)センサーを採用。各種効果も豊富に用意されており、セピア、ソフト、ハイキー、モノクロームなどの撮影前に設定する「スペシャルエフェクト」以外に、ソフト、魚眼効果、ミニチュア効果、絵画調、トイカメラ風といったデジタルエフェクトは撮影後に本機にて加工できます。液晶モニターに表示されるガイドに合わせてカメラを動かせばパノラマ(標準〔180°〕とワイド〔360°〕の2種)撮影も可能。しかも撮影方向が上下方向にも対応しているので、ちょっと珍しい縦長の写真で遊ぶこともできます。
( 写真:M.Ito / 文:KIMURAX )
- PHOTO
- CAMERA
- CHART
- WB
- MACRO
- ZOOM
- ISO
- EFFECT
広角端:4mm(35mm判換算:22mm相当)
7mm(35mm判換算:38mm相当)
11mm(35mm判換算:61mm相当)
15mm(35mm判換算:85mm相当)
23mm(35mm判換算:131mm相当)
37mm(35mm判換算:207mm相当)
98mm(35mm判換算:545mm相当)
望遠端:120mm(35mm判換算:675mm相当)
120mm + デジタルズーム:1.8倍(35mm判換算:1215mm相当)
120mm + デジタルズーム:2.6倍(35mm判換算:1755mm相当)
120mm + デジタルズーム:3.6倍(35mm判換算:2430mm相当)
120mm + デジタルズーム:4倍(35mm判換算:2700mm相当)